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健康診断

今日散歩していたら、桜並木の下にハトがいました。
二羽のハトです。

一羽は体格のがっしりしたハトでした。ハトに対して、こういった形容をするのはいかがなものなのかという気もするのですが、一言で言うなら彼(女)はたくましい鳩胸でした。
なんというか、ハト・オブ・ザ・鳩胸。そんな感じです。

もう一羽は、ザ・鳩胸に比べると線の細い印象でした。というか身長も低かったような気がします。ドラえもんのキャラクターたちにたとえるなら、ジャイアンとスネ夫・・・。彼(女)のことはスネチャマと呼びますか。

私が最初にそれを見たとき、すでに追走劇は開始されていたのでしょう。物事の始まりというのは、後からやってきた観察者からすると推測の域を出ません。しかし、いさかいのきっかけなどという物は得てしてつまらないことなのだともよく言われます。
ハトが二羽、列を成して歩いているというのは傍目から見るとほほえましい光景でしょう。なんといっても平和の象徴であることですし、首を振り振りしないと前へ進めないといった滑稽さも人間にとってみれば笑いの対象になるでしょう。
しかしながら、わたしは彼(女)らの纏った不穏な空気を見逃しませんでした。どうやら、鳩胸はスネチャマを執拗に追いかけているようなのです。そう思ってみると、ザ・鳩胸の目つきも心なしか鋭いように感じられます。ハトの目は顔の側面についています。シマウマなどの草食動物は多くの場合、顔の側面に目が付いています。一方で、ライオンなどの肉食動物は目が顔の正面についています。草食動物・・・言い換えると狩られる側の動物たちは、顔の側面に目を持つことで広い視野角を得ることが出来る。一方、狩る側の動物たちは顔の正面に眼を持つことによって、獲物までの距離を正確に把握することが出来るといったようなことが小学校のころに読んだ国語の教科書あたりに書いてあったような気がします。スネチャマとザ・鳩胸は加減速を繰り返しながらも一定の車間距離を保ったままチェイスを続けています。スネチャマからみるとザ・鳩胸は真後ろに位置するところにいます。それでも自分が追跡されていることを視認することが出来るとは、斯くもハトの視野角は広いものか。さらに、二羽の相互距離を一定に保っているあたり距離感がつかめないということも無いようです。彼らの追走劇は、とうとうフライの能力を使う前に終了しました。彼(女)らにとってどこが落としどころであったのか観察者たる私には理解できませんでしたが、とにかく終わったようです。人間はよくハトを平和の象徴として扱いますが、このような平和な国の都会の真っ只中でも彼(女)らの野生には争いが存在します。私たちは、ハトという動物を一括りにして狩られる側だと考えますが、彼(女)らは彼(女)らなりの社会のなかでのヒエラルキーを持っているのです。なるほど、人間社会においても強くて大きいもの、すなわちザ・鳩胸は、

「なにやってるの~」

観察者たる私は人間です。そして、目も顔の正面についています。つまり私は狩る側であるわけです。しかし、こういった驕りが我々の足をすくうのでしょう。なるほど、確かに声は足下から聞こえました。顔の正面に目を持つことに起因する不備、すなわち視野角が狭いことによって不意を突かれた・・・わけではありません。相手の身長が低かったのです。接触してきた対象は幼女でした。

背は小さいですが、口調等ははっきりしているところをみると4~5歳、幼稚園の年中から年長といったところでしょうか。将来は美人になりそうですが、彼女が美人になることには私はおっさんでしょう。残念。

「ハトがものすごい勢いで追いかけっこしてから、何があったのかと思ってね。」

とっさに話しかけられた対応としては、冷静だったといえるでしょう。相手は幼女です。さわやかな微笑を返すことも忘れません。華麗にスルーされました。
仕方が無いので、その子のお母さんと思われる方に会釈をしました。非常にナチュラルな流れで視線をそらされました。お母さんと思われる方も美人でした。

私は黙ってその場を後にし、健康診断に行きました。身長が4mm伸びていました。


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