第23回CMD®ワークショップ参加報告

9月2日(月)から6日(金)にかけて大阪大学で開催された第23回コンピュテーショナル・マテリアルズ・デザイン(CMD®)ワークショップに参加させていただきました。


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Fig.1: 大阪大学ナノサイエンスデザイン教育研究センター



私が受講したのは、最も初歩的なビギナーコースで、以下の3つのコードの使い方を教えていただきました。


私の一番の目的はAkaiKKR(Machikaneyama)の使い方を教えていただくことでした。CygwinでAkaiKKR(Machikaneyama)などでいくつかの予習をして受講したので、これまで疑問だった点の質問をすることも出来ました。

ビギナーコースの参加者は、大阪大学やそれ以外の大学の学部生から企業で働いている社会人の方までさまざまでした。

特に社会人の方は、むしろ計算を本職にしている人は少ないように感じました。
自分は実験屋さんで、計算屋さんと話をする機会があるのだけれど、彼らとのコミュニケーションをスムーズにする
ために第一原理計算の背景を知っておきたい、こういう人たちが多かった印象です。

実際にコンピュテーショナル・マテリアルズ・デザイン(CMD®)ワークショップに参加するに当たって気になるのは、参加者の知識・技術レベルはどの程度のものが要求されるのかということだと思います。公式のFAQには以下の様にあります。

どのコースを選択したら良いのか?基準は?

ビギナーコースは大学院生の実習でもあることから、学部卒の基本的な知識があれば、UNIXの経験はなくても参加は可能です。コースの中にUNIX講座を設けています。ただし、もちろん自身である程度習得されているほうが望ましいです。


学部卒の基本的な知識というのは、恐らく量子力学と固体物理の基本的な部分だと思います。
UNIXの知識は無くても参加できるとあり、実際にコマンドの使い方が分からない受講生の方がチューターに逐一質問するという光景は頻繁に見られました。

しかしながら、コンピュータの知識も量子力学や固体物理の知識も両方とも自信がないとなると、受講は二重苦になってしまうため、あらかじめコマンドラインを触ってみるという事をやっておいた方が良いと思います。
CygwinでAkaiKKR(Machikaneyama)に書いたとおりCygwinを入れておけばAkaiKKR(Machikaneyama)の計算も自分で出来るのでオススメです。

実際に使うコマンドは多くなく
  • cd
  • ls
  • cp
  • mkdir
とかの一般に良く使われるやつです。

実習で使うPCは、大阪大学のものを貸していただくことも、自分でノートPCを持ち込むことも出来ました。
とはいえ実際に計算を行うのは大阪大学のサーバーなので、PCに要求される機能はコマンドラインからsshでサーバーに接続することが出来るという点だけなのだと思います。私は自信がなかったので当日は大阪大学のものをお借りしましたが、家に帰ってからCygwinのsshで大阪大学のサーバーへ接続してみたところ、何の問題も無く成功しました。

コンピュテーショナル・マテリアルズ・デザイン(CMD®)ワークショップへの参加は、私にとって非常に有意義なものでした。習った手法を生かした計算は、また別のエントリに書こうと思います。

次回の開催は以下の通りです。

日時: 平成26年2月24日(月)~28日(金)
場所: 理化学研究所計算科学研究機構(神戸市中央区港島町7-1-26)

まだウエブページ上での告知はなされていませんが、申し込みの締め切りは平成26年1月19日との事です。

このエントリを読んで興味を持った方は、是非、参加をすることをオススメします。

関連エントリ




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