電子工作にマルチモニタ

先日、ふと思い立ってメインのパソコン環境をマルチモニタ化しました。
実際に使ってみたところ、想像以上に使い心地がよかったので、紹介のためエントリにまとめることにしました。
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マルチモニタとは


マルチモニタとは、1つのパソコンに複数台のモニタを接続することです。
fig.1は実際に使っている様子です。


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fig.1: マルチモニタ


私の環境では、17インチモニタをふたつ横並びとして、2560×1024として使っています。

マルチモニタ宣伝の謳い文句としては、『作業効率が上がる』と言うものがあります。
実際に作業効率が上がるかどうかは分かりませんが、複数のウインドウを切り替える回数が減るのは楽です。

マルチモニタ環境を使うのは、画像関係のクリエイターや株取引をする人、一部の裕福なハイエンド志向のパソコンマニアと言うイメージがありましたが、モニタの値段も一昔と比べるとはるかに安くなっているので、趣味の電子工作でも利用する価値があると思います。

電子工作趣味人的使用法


実際に使っているところのスクリーンショットをお見せします。fig.1は、左のディスプレイにLTspiceを、右のディスプレイにAdobe Readerを立ち上げています。


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fig.2: LTspiceとTL431のデータシート


TL431のデータシートに書かれた等価回路をLTspiceの回路エディタに写しているところですが、どちらのアプリケーションも普通のモニタの全画面表示の大きさで見ることができます。

何かを参照しながら、何かを書くという組み合わせはたくさん思い浮かびます。

  • 回路図を見ながらソースコードを書く
  • 回路図を見ながらパターン図を描く
  • ウエブページを見ながら・・・
  • データシートを見ながら・・・
  • Excelを見ながら・・・


これらはみな、右のディスプレイに資料を、右のディスプレイに作業領域をという配置でうまくいきます。
同じアプリケーションを2つ立ち上げて、それぞれに違うデータを表示させて比較するといった使い方もできます。

fig.2は、PSoC Designerを横長に広げてみたところです。


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fig.2: PSoC Designer


横長なChipのブロック配置図は、横幅1280pxのディスプレイだとすべて画面内に収めるには、かなり縮小表示しなければなりません。これが横幅2560pxとなると、端子の入出力まで表示した上でデータシートウインドウまで確保できます。

PSoC Designerに限った話ではなく、マイコンやPLDの統合開発環境は、1つのウインドウの中にたくさんの分割されたウインドウ領域を持つものが多いと思います。こういった場合は、単一のアプリケーションであっても作業領域を広く取れることがメリットになります。

モニタ


わたしが実際に使ったモニタは、AcerのV173BWMです。
入力端子は、アナログVGAのみなのですが、動画やゲームが目的ではないのなら問題は無いと思います。私のところに来た2台は表示も鮮明で、色合いも綺麗です。
Amazonで購入するのなら、色違いのV173BBMの方が安いようです。



私は、見た目をそろえるため2台同じものを購入しましたが、当然ながら、今使っているモニタに新たに1台追加してマルチモニタとすることもできます。
わたしは、それ以前に使っていたモニタをノートパソコンに接続して、こちらもマルチモニタとしました。

USB-RGB変換


さて、1台のパソコンに2台のモニタを接続するためには、パソコンからメインのモニタつながっている映像出力端子に加えて、さらにもう1つの映像出力端子が必要になります。

ノートパソコンの場合は、増設しなくてもアナログVGA出力端子がついている場合が多いですが、デスクトップパソコンの場合は、ついていない方が普通でしょう。
デスクトップパソコンの場合、あるいは、ノートパソコンでも映像出力端子がついていない場合は、出力端子を増設する必要があります。

設定が簡単なのは、USB-RGB変換アダプタを利用することです。私はアナログVGA出力に加えてDVI出力もできるUSB-RGB/Dを購入しました。
しかしながら、前述のV173シリーズはアナログVGA端子しかもっていないので、アナログVGA出力端子のみのUSB-RGBで十分だったと思います。



マルチモニタのススメ


以上、マルチモニタ環境のオススメでした。

余ったモニタとノートパソコンで構成したマルチモニタ環境にも触れておきます。
ノートパソコン側のワイドモニタと外付けの普通のモニタでサイズや縦横比がことなります。こういう場合は、fig.2の様なひとつのウインドウを広げる使い方は難しい気がしますが、fig.1のようなふたつのアプリケーションを立ち上げる使い方なら問題ありません。

モニタを置く場所が無い?


コメント欄にてのりたんさんに指摘していただいたとおり、モニタを置く物理的なスペースが無いと言うのは切実な問題です。
以下に示すような「モニタ台」をつかえば、机の上に乗っている物をモニタの上に移し、マルチモニタを実現できるかもしれません。



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tag: 開発環境 LTspice PSoC 

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マルチモニタに必要な資源

マルチモニタに必要な資源は、もう一つあります。それは、モニタを並べる場所です。デスクの上に19インチ液晶とバケツタイプのプリンタを並べて、いっぱいいっぱいになっている私の環境だと、マルチモニタ実現のためには、プリンタの置き場所を考えなくてはなりません。もちろん、デスクトップPCは、デスクトップではなく足元にあります。

そう考えていくと、人間の視野をカバーするバーチャルモニタ(通称、電脳メガネ)があると、場所をとらなくて良いのですが。

Re: マルチモニタに必要な資源

のりたんさん、こんにちは。

> マルチモニタに必要な資源は、もう一つあります。それは、モニタを並べる場所です。

これはおっしゃるとおりです。
エントリ本文にも追記しましたが、わたしは「モニタ台」をつかってモニタの上に物を置くスペースを確保しています。fig.1をよく見ていただければ、左側のモニタのに「モニタ台」があることが分かると思います。
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