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KTXO-18Sの疑惑

高精度なクロック源と言えば、秋月の超高精度クリスタルモジュールKTXO-18Sですが、データシートが入手できなかったり、温度特性の項目が秋月のサイトの表記と、購入時についてくるペラ紙の表記とで食い違いがあったりと、よく分からないことが多いです。

今回はKTXO-18Sを使う際に覚悟しておかなければならない問題点を挙げておきます。
本エントリとしては、問題点を挙げるだけで明確な回答を返せないあたりがもどかしくもあります。

001_20090815025157.jpg 002_20090815025157.jpg



超高精度クリスタルモジュール(12.8MHz±1ppm) 18S-03A-4


秋月電子通商で扱っている超高精度クリスタルモジュールKTXO-18Sは、アマチュア電子工作で安価に高精度のクロックを得るためによく使われています。


001_20090815025157.jpg
fig.1: 秋月の超高精度クリスタルモジュール
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00227/ より


Web上でも周波数カウンタの自作記事などでよく目にします。

データシートが見つからない


非常に頻繁に利用されているKTXO-18Sですが、ネット上でデータシートを探しても何故か見つかりません。2007年のマイコン工作の実験室→FORUM MC9S08QG8で外部クロックを適用するでも、見つからない旨の報告がされています。(この会話してるのはのりたんさんですね・・・趣味の電子工作業界は狭いなあ。)

秋月のペラ紙


仕方たが無いので、データシートの代わりに秋月で購入した際についてくる「ペラ紙」の画像を上げます。


002_20090815025157.jpg
fig.2: 秋月のペラ紙


温度係数の怪


秋月の商品ページでは、この発振器の性能に関して以下のように書いています。

■12.8MHz ±1ppm/年 超高精度クリスタルモジュール
◆電源:DC5V
◆温度特性:±3ppm/℃(-20~60℃)
◆エージング特性:±1ppm/年
◆出力レベル1Vp-p


気づかれたでしょうか?温度特性の項目がfig.2のペラ紙の記述と異なっています。
2ちゃんねる電気電子板水晶振動子&水晶発振器を鋭く語るスレ 2 >>-157-158では、このことに関して以下のようなレスがついています。

157 名前:774ワット発電中さん[sage] 投稿日:2007/12/29(土) 23:36:29 ID:RZ58im/9
秋月で売っている超高精度クリスタルモジュール12.8MHz[KTXO-18S]を使って
PICマイコンで時計を作ったのですが、10時間で1秒ほど遅れます(電波時計との比較)
ソフトの方は 12.8MHz÷4÷8(プリスケラー)÷40000(タイマキャプチャ) で
1/10秒で割り込みかけているので 1時間に一回割り込みを取りこぼしていると
すれば計算が合うのでソフトの問題かもしれませんが調査中です。

無調整の場合 これくらい(-27ppm位)の誤差は普通なんでしょうか?

158 名前:774ワット発電中さん[sage] 投稿日:2007/12/30(日) 04:56:30 ID:Zayu2Cbs
>>157
まずは、問題の切り分け。
[KTXO-18S]の仕様は
◆温度特性:±3ppm/℃(-20~60℃) ←※
◆エージング特性:±1ppm/年

周波数カウンターを入手して、モジュールの周波数を確認するのが先決。
(周波数を確かめる方法は他にもあるが、これが一番確実。
まあ、今回に限りなら27ppm(346Hz)も違うので、他の手でもいけるが・・・)

モジュールに問題がなければ、PICの方に問題あり・・・と。

※これ、10度違えば最大30ppm違うという事になる。
しかし、これだと通常のAT水晶発振子(器)より特性が悪い事になる。
多分±3ppm(-20~60℃) なのだろうが・・・・一応秋月に問い合わせた方がいいかも。


また、杓子定規さんがKYOCERA 高精度水晶発振器 18S-03A-4 12.8MHzのエントリにてKTXO-18Sの分解、および温度試験を行っています。

18S-03A-4 12.8MHzを解剖して見た。基板に乗っているのはTRとCとRと思われる。高精度と付属のデータシートにあるが、周波数への温度管理をしている素子は私が浅学のためか見つからない。 温度特性が良いX'talを使用していることでの性能か?  様々な記事ではTCXOと誤解されて書かれているだけのことか。

X'talを交換してTS-830Sに実装しようと思ったのだが・・・・。 温度計を本体につけドライヤーで60℃まで炙ってみた なんと70Hz以上も動いた。 これは基準には使えない。極普通の発振器なら、200円は妥当な値段!?


温度に対する周波数変化を秋月のペラ紙を信じて±3ppmとすると±38.4Hzとなり、60℃にて70Hzずれたとする報告と一致しません。
逆に秋月のウエブページの±3ppm/℃を信じるとすると、周波数での変化はΔT=35℃(周囲温度25℃と仮定するΔT=60-25)とすると±1344Hzとなります。

KTXO-18SはTCXOではないのか?


TCXOとは、温度補償型水晶発振器(Temperature Compensated X'tal Oscillator)の略称であり、その名のとおり温度変化に対して周波数が変化するのを補償する発振器のことです。

これまでの議論を総合すると、KTXO-18Sは、±3ppm/℃が正解で、温度補償がなされていないと言うことになりそうです。
しかしながら、私はKTXO-18Sが、温度特性±3ppm(-20~+60℃)で温度補償されている可能性を捨てていません。
と言うのも、トランジスタと抵抗、コンデンサさえあれば温度補償回路が組めるからです。

LTspiceでトランジスタ温度計のエントリで書いたとおり、トランジスタは原理的に温度計としてつかえます。
ケース自体の保温性がよければ、周囲温度が60℃以下の条件で、トランジスタを発熱させケース内を60℃以上の一定温度の恒温槽にすることができます。
私も浅学なので、TCXOが実際にはどのようなメカニズムで温度補償を行っているのか知りません。したがって以上の話は仮説です。

とはいえ、温度を上げることにより周囲温度の変化に対応しているとすると、杓子定規さんの実験は別の示唆を与えてくれます。発振子の温度が周囲温度と等しいはずの電源投入直後と、恒温槽が機能して60℃以上となったときのKTXOの発振周波数は70Hz以上異なるはずだということです。
具体的にどの程度の時間が必要となるのかは分かりませんが、この手の温度補償を行う回路ではエージングが非常に重要だと言うことです。

直流動作点


Webで探すことのできるKTXO-18Sの回路例として超音波と赤外線の伝播時間差に着目したM系列変調方式距離測定法(PDF)では、出力端子をそれぞれ10kΩの抵抗でプルアップダウンしています。


003_20090815025207.png

京セラ製12.8MHz 水晶発振器”18S-03A-4”。出力がコンデンサ・カップリングされているので2.5V に抵抗でバイアスしてある。


他の多くのサイトでも、抵抗により動作点を決定しているようです。

出力レベルとインターフェース


秋月のサイト・ペラ紙ともに1Vp-pとされている出力電圧ですが、実際にはもう少し大きな振幅が取れるようです。出力波形はしっかりとしたデータを公開しているページがあるので、これを紹介するにとどめます。

Asa工房:KTXO-18S-03A-4 (京セラ), 12.8MHz 発振出力(PDF)
趣味の電子工作の部屋byすん:秋月 12.8MHz 高精度クリスタルモジュール(KTXO-18S)  波形です

クロック入力端子のしきい値電圧の条件によっては、プルアップダウン抵抗の選択はかなりシビアなようで、5V動作のPSoCの外部クロック入力に直結する場合の最適値は22kΩでプルアップ、10kΩでプルダウンとのことです。

関連エントリ




参考URL




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tag: PSoC トランジスタ 熱設計 

comment

Secret

No title

データシートがWEBで入手不可能になるまで、在庫として積まれていたために、エージングが進みすぎちゃっただけで、TCXOであることに違いはないというところでしょうか。
わざわざ、ケースにトリマ用の穴を開けているのだから、「年に一度校正して使う」のが、正しい使い方なのかもしれません。で、どこで校正してもらったら、いいんだろう?

Re: No title

のりたんさん、おはようございます。

私は何の根拠も持っていないので、ぼんやりと考えている程度ですが・・・±3ppm(-20~60℃)の精度が出ていない人たちは、単純に使い方を間違えているだけなのじゃないかなあ・・・と。希望的観測でしょうか。
こういう得体の知れないものは、分解して回路を追ってみるのが、アマチュア的正攻法なのかもしれません。

> どこで校正してもらったら、いいんだろう?
ええっと、秋月に±1ppm/年のクロック源が200円で並んでいるようなので、それで周波数カウンタを作って(以下略

No title

以前10個まとめて購入したKTXO-18Sを測定したことがあります。
周波数カウンタはテレビのサブキャリア3.579545Mで校正後の計測です。
全数±3ppmには収まっていました。

改造してVCXOにしようと回路を追ったことがありますが、XTALの負荷コンデンサに 2個パラにコンデンサが入っている部分がありました。
コンデンサは温度特性を持ったものが製造されているので、ここで温度補償を行っていると考えています。

Re: No title

kugaさん、コメントありがとうございます。
KTXO-18SがTCXOであると言う結論にほっとしました。

温度補償を行う回路というものを追いかけたことが無いのですが、どうやら温度補償に専用のコンデンサを使うというのはポピュラーな方法のようですね。
私も機会があればKTXO-18Sを開封してみようと思います。

No title

温度補償といっても、ドライヤーでの急激な温度変化に対応できるはずがありません。
クリスタル本体と温度補償コンデンサ等が同じ温度にならないとだめなことは明らかです。
一般的な使用条件での温度変化なら大丈夫なのでしょう。
急冷剤を使った測定も電子部品ですから結露するような使い方がだめなことはいうまでもありませんね。

Re: No title

加藤さんこんにちは。コメントありがとうございます。

ある程度以上高精度の測定を行う計測器では、必ず1時間程度の慣らし運転をするように書いてありますね。装置全体がほぼ等温になるにはそれなりの時間がかかるのでしょうね。

No title

温度補償型水晶発振器の特徴に起動時間が短いというのがありますから、普通の使い方ならそんなに待つ必要はないでしょうね。
これは、初めから安定した環境にあれば、すぐ使えるようにできているということです。

使用目的は精度や安定性ですから、そのためには常に安定した環境に置くのが一番でしょう。
だから、発熱する部品のそばに置いたら、せっかくの温度補償型水晶発振器も台無しになると思いますよ。

それに、恒温槽付水晶発振器のように内部温度が安定するまで待つ必要がないというのは、とても重要でしょう。
そういえば、腕時計が正確なのは、体温が安定しているからだと聞いたことがあります。
発熱する部品もそのために使えるかもしれませんが、どう考えてもデメリットの方が多すぎます。
もしかすると、強制空冷の風も外部気温の変化を取り込んでしまうので当てない方がよいのかもしれません。

以上のことは、数社のあるデータシートを調べても、許容できる温度勾配に関する説明が見あたらないので、かなりの部分が私の想像です。
たぶん現在の温度補償型水晶発振器は、温度に関係する部分が密に結合しているのでしょう。
それに、ほとんどが表面実装で小型化されているので、自然とそのようになっているとも考えられます。
それでも、温度や電源に配慮するのは意味があることだと思います。

Re: No title

加藤さんこんばんは。

計測器を自作することを考えると、パターン設計の段階で熱源となりうる回路素子の影響を避けるようにすべきですね。
温度係数が逆の素子を用いた温度補償というのは、静的な温度の違いに対する精度を高めることを目的としていると考えると、初めから安定した環境で使うように心がけるというのはとても合理的だと思います。

逆に、周囲温度の変動が避けられない環境で使うことを想定するのなら、発熱素子と温度計で積極的に温度管理をする方式にもメリットがあるのかな、と思います。

> そういえば、腕時計が正確なのは、体温が安定しているからだと聞いたことがあります。
これは面白い話ですね。私はしょっちゅう腕時計をつけたりはずしたりする癖があるのですが、腕時計には申し訳ないことをしていた事になりますね。

No title

積極的な温度管理というと、恒温槽かそれに近いものということでしょうか?

私なら、周囲温度の急激な変動が避けられないなら、断熱することを一番に考えます。
完全な断熱でなくても温度変化を緩やかにできれば、温度補償型水晶発振器の実力を出すことができるでしょう。
自己発熱も25mW以下ですから、気にする必要はないと思います。
材料は、発泡スチロールなら格安で、加工も簡単です。

断熱材の内側に比熱容量の大きなものを入れるというのも考えてみました。
調べてみると簡単に入手できて大きなものとして水がありました。
水を入れた魔法瓶に防水加工した温度補償型水晶発振器を入れるというのはどうでしょう。
こちらも入手や加工が簡単ですが、とても大きくて重くなりますし、精密電子部品を水と隣り合わせにするのには抵抗があります。

恒温槽に入れるとすると温度補償型水晶発振器のすぐに使えるという特徴がなくなってしまいます。
KTXO-18Sの大きさでは、恒温槽付水晶発振器の5分どころではないでしょう。
消費電力も、ものすごく大きくなるのでハンディなものには、使いにくくなってしまいます。
もし、動作温度範囲が恒温槽付水晶発振器より広いものなら、その特徴も捨てることになります。
なお、5分というのは、書いてあったものがそうだっただけで、書いてないものもありました。

それに、温度を一定に安定化するなら、温度補償型水晶発振器でなくても、普通の水晶と発振回路でよいのではないですか?
精度は、調整に使う測定器次第ですし、経年変化は、質のよい水晶を入手できるかですが・・・

そういうことを全て求めるなら、恒温槽付水晶発振器を買った方が簡単そうに思えてきます。
使われている水晶は、安定化した温度専用に作られているのですから、自作したものとは比べものにならないようです。
水晶は1個から希望する周波数のものを作ってくれるのですから、恒温槽付水晶発振器だって買えるでしょう。
問題は値段ですね。

積極的な温度管理で、思いついたものとして、ペルチェがあります。
でもこれは、動作温度範囲を広くとれても消費電力は最悪になるでしょう。
使った製品が存在しないのは、そんな使用条件はほとんど存在しないとか、組み込んだ装置の他の部分の温度はどうするとか、問題がありすぎだからでしょうね。

本当に精度や安定性が必要な装置は、空調の効いた部屋に置くのが普通で、自動車のエンジンルームに置くことは考えられません。
エンジンルームでは、恒温槽付水晶発振器の動作温度範囲を簡単に超えてしまうでしょう。
携帯電話の基地局は、ビルの屋上のものは、アンテナだけでなく本体の装置もあるそうで、機器維持のために空調機がついているそうです。

Re: No title

加藤さん、たくさんのアイデアをいただきありがとうございます。

「積極的な温度管理」というのは、お察しのとおり恒温槽のイメージでした。
簡単にできる工夫で、環境が余りよくない状況での発振周波数の安定性を改善できないものかと思ったのですが、恒温槽作戦は難しそうですね。

そう考えると断熱の方がはるかに見込みがありそうです。発泡スチロール程度で済むのなら試してみる価値はありそうです。
さらに熱容量を追加すれば、熱のローパスフィルタになりますね。水に限らず、液体を使うのは、どうしても抵抗感があります。できれば加工が簡単な固体であるとありがたいのですが、すぐには思い浮かびません。
常温でゲル状の保冷剤とかなら多少は抵抗感が薄れるかもしれません。

まあ、余り大げさにならずに高性能を、と考えると結局は市販の恒温槽付水晶発振器を使うという結論になってしまうのでしょうね。

私個人としては、「すごく高性能の発振器をつくってやろう」という気概はありません。仮にできたとしても、それを確かめる術も持ち合わせておりませんし。
とは言うものの、どうすれば高性能の装置を実現できるのかを考えるのは楽しいですね。

No title

ずいぶん時間がかかりましたが、調べたことを書きます。
ま、ウィキペディアをメインに調べただけですが。

保冷剤は、私もすぐに思いつきました。
中身は、98~99%が水だそうです。
刺身についていたりするものなら、水晶と比べても問題ない大きさですね。
しかし、保冷剤には色々あるようですから、使う前に確認する必要がありそうです。
「ひやしゃんせ」のように、水分が出入りするものもあるそうです。
そうでなくても水分の蒸発があるかもしれません。
抗菌フィルムから抗菌剤が揮発するものもあるかもしれません。
だから、密閉された場所で使うのならアルミホイルでしっかりと包んで密閉するぐらいはやった方がよいと思います。
とがったもので穴が開かないようにというのは、言わずもがなですね。

比熱容量の大きなものを調べてみましたが、水より優れたものは見つかりませんでした。
大きなものは、ほとんどが気体か液体で、固体はリチウムやナトリウムで危険すぎます。
そんな中で、水は、最上位グループに入っています。
湯たんぽや氷まくらの蓄熱材に水が使われている理由が安価なだけでないことがわかりました。

潜熱を使う方法も考えてみましたが、相転移するほど温度が変化するわけでないので使えそうにありません。

断熱の方も踏み込んで考えてみました。

熱伝導は、やはり発泡スチロールが一番でしょう。
真空断熱材は、すばらしい性能のようですが特殊すぎます。
ガラスエポキシのプリント基板も以下の熱伝導率からすると使い方を考慮した方がよいかもしれません。

銅 398
アルミ 236
ガラス 1
水 0.6
発泡スチロール 0.03
エポキシ樹脂 0.21

熱伝達(対流等)は、断熱材を密着すればよいでしょう。
すきま風が吹き込まないようにする必要もあります。

熱放射(赤外線等)は、電磁波によるものですから、反射材で囲む必要があります。
魔法瓶の内側が銀色なのはそのためです。
電気カーペットの下に敷くマットも同じですね。
発泡スチロールは、光を通すので、これを無視してよいかは、不明です。
反射材は、アルミホイルでよいと思いますが、ショートには注意する必要があるでしょう。
装置のまわりの熱なら、装置全体に対しての対処としては、有効だと思われます。
人工衛星がそうですよね。
そういう場合なら装置自身の発熱も含めて強制空冷などの放熱方法も考慮しなければならないでしょう。

Re: No title

加藤さん、とてもたくさん調べていただいたようで、恐縮です。

なるほど保冷剤は、水の比熱容量が飛びぬけて高い利点を生かしつつ、液体ゆえの扱いにくさを改善したものと言うことですね。
とすれば、構成成分のうち水の割合が高ければ高いほど優れた保冷剤と言うことで、98~99%が水というのも納得がいきます。

潜熱を利用するのは、たしかに面白いアイデアかも知れません。
常温付近で起こる相転移で、体積変化が少ないものが見つかれば、温度バッファとして使えるわけですが・・・ぱっと思い浮かぶのは、やはり氷-水転移ぐらいでしょうか。もう少し高温でバッファリングしてくれるとありがたいのですが。なんにせよ、全部が反応しきってしまうとおしまいと言う問題はありますね。

断熱の方は、どうやら発泡スチロールが最適解のようですね。

KTXO-18S

こんばんは、この辺りの(恒温槽について)は「すんさん」の掲示板に幾つか書き込んでいます。
現役時は(20年くらい前)温度関係の回路を作ったりして居ましたが、
その中でも温度で振られないようにLM339等の恒温槽付基準電圧をよく使っていました。
ある時開けてみると樹脂製の襞型のパッケージで簡単に熱絶縁をしているだけでした。
これを参考に硬質スチロール(もしくはスタフレン、青い分)
でケースを作って中に金属製ケースの外側にポジスタを
セメダインスーパで貼り付けただけの簡単な恒温槽を幾度か作っています。
その時作った、ログメータはSiエピタキシャル?ダイオード
(昔の電算機マトリックス用)
を10個直列にしたものを2回路作り、
FET入力OPアンプで帰還をして、相当な桁(何桁か忘れた)の
アナログ型メータを作りました。

この時は2分ぐらいで安定して動作できましたので同じようにすれば
KTXO-18Sでも問題ないように思われます。
(電圧変動は別)

Re: KTXO-18S

ノンノさん、こんにちは。
実際に作られていたと言うことで心強いです。

恒温槽付基準電圧源は、LM399ですね。
データシートのブロック図を眺めてみる限り、簡単そうに見えます。

恥ずかしながら、ポジスタというものをはじめて知りました。正の温度係数を持ったサーミスタと言うことで、電源をつなぐだけで一定の温度に安定するのですね。これを使えば、小規模で簡易的な恒温槽の製作が楽になりますね。

No title

調べてみますとエポキシ接着剤はダメでシリコンのような弾力のある物がよいそうです。

Re: No title

ノンノさん、追加情報ありがとうございます。

No title

はじめまして、最近はArduino関係で密かにお世話になっております。

さて、このモジュールは生産中止になってしまいましたが、代替品のVM39S5Gなんですが5VだとPIC 16F648Aで発振しません。
テストしてみたり、追加アンプについて何かご存じでしたら教えていただければ幸いです。
基板起こしたもので。

Re: No title

いまさらですがねさん、こんにちは。

VM39S5Gは触ったことがないので、有意義なコメントはできないかもしれません。
下記はKTXO-18Sを触っていた時の記憶からくる感想です。

VM39S5Gは(KTXO-18Sもですが)単体で動作する発振器なので「PIC 16F648Aで発振しません」というのが、「VM39S5G単体でも発振しない」(※1)のか「単体では発振していたのにマイコンに接続すると発振しなくなる」(※2)のか、それとも「単にマイコンが動作していないだけでVM39S5G自体は発振している」(※3)のかで話は随分と変わってくると思います。

※1なら、何か根本的に使い方を間違えているか、初期不良。

※2なら、例えば発振器(VM39S5G)に対して負荷(PIC16F648A)が重すぎるとかでしょうか。バッファを入れれば解決するかもしれません。

※3なら、バイアス電圧が不適切か、振幅不足か、または波形がなまり過ぎているとかでしょうか。
KTXO-18Sを扱った時のかすかな記憶によると、マイコンのクロック入力へ直結する場合は、与えるバイアス電圧にかなり敏感だったと思います。(エントリにも書いてありますが・・・)
まずは、ここからチェックするのがよろしいかと思います。
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