2chでメール欄にageと書き込む意味

 唐突に2chの話。

2chでメール欄にageと書き込む意味


 2chはスレッドフローティング方式の掲示板なので、最後に書き込みがあったスレッドがスレッド一覧の最上位に表示されます。上位にあるスレッドのほうが人目を引くためレスポンスがつきやすくなります。しかし、不特定多数の目に付くようになるということは荒らしの標的になりやすくもなります。そのため、2chでは書き込みをしてもスレッドの順位が変わらないようにする機能が用意されています。この機能を利用するためには、レスポンスの投稿時にメール欄に"sage"と書き込みます。このことから、この機能を使って、スレッド順が変わらない書き込みをすることはsage(さげ)と呼ばれています。これに対して、通常の書き込みをage(あげ)とよびます。
 現在の2chの文化では、一般的な書き込みはsageで行われることが多く、ageでの書き込みは質問スレッドなどで質問者が回答のレスポンスがつきやすくする等の理由がある場合がほとんどです。(もちろん、特に理由がなければageで書き込むというスタイルの人もいます。)

 と、前置きはこれぐらいにして本題なのですが。前述のとおりメール欄にsageという単語を書き込まないとそれだけでそのレスポンスはageとなります。しかし、しばしばメール欄に"age"と書き込まれているものが見受けられます。しばしば、このようなageは無知の証拠として叩かれる事となるのですが、現実的にはこのようなageにどのような意味があるでしょうか?

2chへの負荷

 何も書き込まれない場合はそのまま表示されるだけですが、メール欄に文字列があると、htmlのアンカータグが生成されます。たいした差ではないように感じられますが、2chへの負荷が増大することになります。

同一人物の特定

 ageに限ったことではありませんが、メール欄に特異なことを書き込んでいる複数の書き込みは同一人物のものによる可能性が高くなります。IDが表示されない板で自作自演を行っていても、メール欄の内容でばればれであるということはよくあります。

専用ブラウザでの表示

 専用ブラウザでは、名前欄がリンクになっていて、かつ名前欄に数字が入っている場合、その数字の番号のレスポンスをポップアップする機能があります。ageる場合、メール欄に何も書かないとポップアップを行うことができません。質問スレッドでの質問者の行動に関連することですが、質問者の2回目以降の書き込みでは元の質問分をポップアップできるように名前欄に質問文の番号を、メール欄にたとえageでも何らかの文字列を書き込むようにするべきでしょう。

URLでのh抜きの意味

 調子に乗ってもうひとつ。レスポンス中にサイトのURLを記述する際に、最初のhを抜くことの意味について。
 2chでは、書き込みのうち?/a>

リンク元をたどられないようにする

 実を言うと普通のブラウザを利用して、生成されたリンクをクリックすることによりページを移動すると、移動先のサイトにはどのページのリンクから来たかがわかるようになっています。昔の2chはアンダーグラウンドな掲示板という印象もあり、今でも2chからのリンクを嫌うウエブページ管理人は少なくありません。そのため、hを抜いてリンクを生成しないようにすることにより2chでアドレスが公開されていることを悟られないようにする事が行われてきました。
 一方現在では、2ch上で普通に生成されたリンクをクリックしても、一時的にime.nuで始まるほかのアドレスを経由してアクセスするように2chの仕様が変更されています。このため、たとえhを抜かずそのままリンクを生成してもリンク先のサイト運営者にとっては2chのどこかからリンクされていることはわかっても具体的にどのスレッドからリンクされているかはわからないようになっています。

サーバーの負荷を軽減する

 したがって、現在のh抜きの理由のほとんどはリンク元をたどられるのを防ぐというよりは2chのサーバーへの負荷を軽減するという点が大きいと思います。専用ブラウザを利用すればh抜きのアドレスもクライアント上でリンクが生成されます。これは負荷の分散につながります。同様の理由でレスアンカーも多用する場合は>>1形式ではなく>1形式で書き込み、専用ブラウザを利用すべきです。

アドレスの記述が目的の場合

 特殊なケースになりますが、そのアドレスへ移動することが有害である場合というのもありえます。2chにはブラクラ保管庫のように実際にそのアドレスに移動することを前提としないURLを列挙したスレッドも存在します。このようなスレッドへのURLの記載はhを抜くだけでなく、?/a>

リンクの信頼性の向上

 逆に、引っ掛けることを目的としたブラウザクラッシャーのアドレスのhが抜かれることは少ないでしょう。そう考えるとhが抜かれていないアドレスとhが抜かれているアドレスでは、hが抜かれているアドレスのほうが安全なアドレスである可能性が高いでしょう。奇妙に感じられるかもしれませんが、hを抜くこと自体が悪意がないことを示す手段として成り立つ場合もあります。
 もちろん、h抜きのアドレスがすべて安全であるというわけではありません。



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