秋月OPアンプOPA2277

夏バテで風邪引いて音信不通でした。ごめんなさい。

そうこうしているうちに秋月電子通商でOPアンプの取り扱いが増えてますね。
たくさんあって全部見てられないのでひとつずつ。


残念ながら単電源OPアンプじゃないけど(贅沢言い過ぎ・・・)入力オフセット電圧が10uV(typ)と非常に低い高精度OPアンプです。有名なOP07が90uV(typ)ということなので、ほぼ一桁ほど高性能ということになります。

と言いたいところですが、ネットからだとグレードが分からないんですよね。いや、それを考慮に入れてもOP07よりもかなり高性能なんですけど。どなたか近々秋葉原に行く予定がある方、確認してきてもらえないでしょうか?

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2008年6月17日追記
追試験しました。

テストフライト見学報告(2008/05/17)

たまちゃん、sinoさん、私のOB三人でMeisterのテストフライト見学に行きました。




今回の天候は曇り。風速は常時1m/sをきる絶好のコンディション。
風向は常に滑走路に沿う向きで(つまり機体を風向に正対させられる向きで)あった点や、気温や湿度があがるということも無かった点も含めてここ数年のうちでも最高といってよいコンディションでした。




セットアップはかなり早い時間から行われていたようで、私たちOBが到着した頃(午前3:00ぐらい)には既に組み立てが完了していました。早めにセットアップを完了して夜明けまで保持を続けるというスタイルは最近のトレンドのようです。私たちが現役の頃は午前2:00ぐらいまで睡眠をとり、明るくなる頃に丁度組みあがるスケジュールを立てていたものです。どちらがよりよい方法かは置いておくとして、暗いうちに組み立てられてしまうと組み立ての写真が撮れないんですよね・・・




最初は『滑走』から入りました。
少し曲がったりしていましたが、左右バランスとかは悪くなさそう。グランドクルーはもう少し練習が必要かな。




まぁ、そんなこんなで『滑走』や『ジャンプ』を数本やったみたいです。なんでも、今年はテストフライトが出来そうな日数が少ないとの事。その予定日も梅雨によって予定が潰れる事を考慮に入れると後4~5回ということもあるとの事で、今回のような希少な条件では出来るだけ経験を稼いでおきたいわけですね。わかります。
写真は四葉のクローバー。




そしてラストの『ジャンプ』。機体が一時的に滑走路を外れたり、ピッチ方向の安定性がいまいちだったりしましたが、まぁまぁまぁ。
今回は風が無かったので、対地速度がずいぶん速くなると予想していたのですが、そうでもなかったようです。写真を撮りながら追いかけていった印象では6m/s前後でしょうか。三次元的に蛇行して飛んでいたので機速計の値はもっと大きいかもしれませんが、ログが気になります。グラウンドクルーが振り切られなかったということ自体は結果オーライですね。

テストフライト後のミーティングでの代表・設計・パイロットの分析も適当なものだったと感じました。




























と。まぁ、何事も無く終わったかのような書き方をしましたが。何も無かったわけではないです。実は。






写真は軽症のほう。ミ☆

今年の鳥人間コンテストには日大が出ないらしいですね。

少し前に、今年の鳥人間コンテストに日大が出場しないといううわさが流れました。なんでも、2ちゃんねるの鳥人間コンテストスレッドに日大OBを名乗る人物がそのような書き込みをしたとのこと。私は直接その書き込みを確認していないので全く信じていなかったのですが、どうやらそのうわさは本当だったようです。


30年以上続く民放人気番組「鳥人間コンテスト選手権大会」の今夏の大会に、何度も優勝している日本大チームが参加せず、常連の早稲田大チームが希望と違う部門に出ることになった。応募締め切り後、主催者が急に新たな条件を出したことが理由だ。大会は開かれるが、学生側からは不満が聞かれる。  大会は32回目。読売テレビが主催し日本テレビ系列で放映される。琵琶湖を舞台に人力飛行機で、飛距離や決まった距離を飛ぶ時間をそれぞれ競う部門と、滑空機の計3部門ある。大会事務局や関係者によると、3月以降に書類選考があり、航空の専門家が安全性と性能、斬新さを審査。読売テレビが最終的に選ぶ。  飛距離で歴代最高の約34.6キロの記録を持ち、2回目から毎年のように参加する日本大学理工学部航空研究会は、今年も飛距離部門で申し込んだが、4月にあった書類審査に合格しなかった。  大会事務局は、日大側に様々な条件を出したが、受けてもらえなかったと説明。「日大の機体が悪いわけではない」とも話す。航空研究会の安部建一顧問は「結果的に出場できなかった。来年も飛距離部門の出場を目指す」とコメントした。  飛距離部門に応募した早稲田大チームには4月末、時間部門で合格したと通知があった。事前に変更の打診はなかった。事務局に尋ねると、時間部門に出るより選択肢はないと説明された。より長距離を飛べる機体作りに昨夏から取り組んでおり、対応を学生同士で話し合ったが、活動実績を示すことが大切だと、妥協する形で参加を決めた。  チーム代表の岩間大輝さん(21)は「1年かけて準備している。主催者からもう少し早い段階で打診があれば、対応しやすいのに」と話す。  大会事務局は「飛距離部門と、06年に出来た時間部門の両方を盛り上げたいというのが方針だ。番組なのでチーム背景や応援内容といった点も配慮する」と説明している。

実はひつじさんのブログの記事で初めて知りました。

C Compiler for PIC16F

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2008年10月1日追記
この記事書いてから結構たちますが、今日ではHI-TECHのPICC-Liteがpic16f88や12f683に対応したので選択肢はほぼ一択でしょうか。
まぁ、自分はまだアセンブリ言語ですが・・・
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今まで自分はPICの開発にmicrochip純正アセンブリ言語MPASMのみを使っていました。
PIC18Fやそれ以上のチップは純正のCコンパイラがあるのでそれを使うとすると、問題は14bitのPIC12/16Fシリーズのコンパイラを何にするかが問題になります。

PIC16Fに利用できるCコンパイラはたくさんあります。私が名前を聞いたことがあるものを列挙すると以下になります。

SDCC :無料
mikroC :無料版あり
PICC-Lite :無料版あり
ピカントC :\1,200~
WIZ-C :\11,550
CCS-C PCM :\24,900

・SDCC
SDCCは、オープンソースのCコンパイラ。なのでデバイスや容量に制限は無いようです。
この手のソフトの常として、分かりやすいGUIなインターフェースとかは期待できなさそう。
Windows以外の開発環境でも使えるみたい。

・mikroC
無料版はプログラムサイズが2Kワードまでという制限があるみたい。

・PICC-Lite
HI-TECH社のCコンパイラ。無料版のLiteは残念ながらPIC16F88やPIC12F683が使えません。
製品版は・・・高くて手が出せない。

・ピカントC
\1,200から製品版があるソースブーストのCコンパイラ。値段の割にはそこそこ良いという噂も。
私が購入するとすれば\3,800のスタンダードかな・・・。

・WIZ-C
C言語で作るPIC電子工作という本の中で取り上げられているコンパイラだということぐらいしか私は知りません。

・CCS-C PCM
日本PIC界の超有名人である後閑さんのサイトでも取り上げられているコンパイラ。

さて、どれを勉強しますか・・・
まず、PIC16F88とPIC12F683が使えないからPICC-Liteは除外。これらが使えれば多分これを選んでたのでしょうが。

つぎに、「作ったものをblogのネタとして公開する」ことを目標とするなら無料でないものは除外。
折角読んでもらっても、読者が気に入ったものをすぐに試せないようではよろしくありませんので。

とすると、残るのはSDCCとmikroCの2つ。さてどうしたものか。

健康診断

今日散歩していたら、桜並木の下にハトがいました。
二羽のハトです。

一羽は体格のがっしりしたハトでした。ハトに対して、こういった形容をするのはいかがなものなのかという気もするのですが、一言で言うなら彼(女)はたくましい鳩胸でした。
なんというか、ハト・オブ・ザ・鳩胸。そんな感じです。

もう一羽は、ザ・鳩胸に比べると線の細い印象でした。というか身長も低かったような気がします。ドラえもんのキャラクターたちにたとえるなら、ジャイアンとスネ夫・・・。彼(女)のことはスネチャマと呼びますか。

私が最初にそれを見たとき、すでに追走劇は開始されていたのでしょう。物事の始まりというのは、後からやってきた観察者からすると推測の域を出ません。しかし、いさかいのきっかけなどという物は得てしてつまらないことなのだともよく言われます。
ハトが二羽、列を成して歩いているというのは傍目から見るとほほえましい光景でしょう。なんといっても平和の象徴であることですし、首を振り振りしないと前へ進めないといった滑稽さも人間にとってみれば笑いの対象になるでしょう。
しかしながら、わたしは彼(女)らの纏った不穏な空気を見逃しませんでした。どうやら、鳩胸はスネチャマを執拗に追いかけているようなのです。そう思ってみると、ザ・鳩胸の目つきも心なしか鋭いように感じられます。ハトの目は顔の側面についています。シマウマなどの草食動物は多くの場合、顔の側面に目が付いています。一方で、ライオンなどの肉食動物は目が顔の正面についています。草食動物・・・言い換えると狩られる側の動物たちは、顔の側面に目を持つことで広い視野角を得ることが出来る。一方、狩る側の動物たちは顔の正面に眼を持つことによって、獲物までの距離を正確に把握することが出来るといったようなことが小学校のころに読んだ国語の教科書あたりに書いてあったような気がします。スネチャマとザ・鳩胸は加減速を繰り返しながらも一定の車間距離を保ったままチェイスを続けています。スネチャマからみるとザ・鳩胸は真後ろに位置するところにいます。それでも自分が追跡されていることを視認することが出来るとは、斯くもハトの視野角は広いものか。さらに、二羽の相互距離を一定に保っているあたり距離感がつかめないということも無いようです。彼らの追走劇は、とうとうフライの能力を使う前に終了しました。彼(女)らにとってどこが落としどころであったのか観察者たる私には理解できませんでしたが、とにかく終わったようです。人間はよくハトを平和の象徴として扱いますが、このような平和な国の都会の真っ只中でも彼(女)らの野生には争いが存在します。私たちは、ハトという動物を一括りにして狩られる側だと考えますが、彼(女)らは彼(女)らなりの社会のなかでのヒエラルキーを持っているのです。なるほど、人間社会においても強くて大きいもの、すなわちザ・鳩胸は、

「なにやってるの~」

観察者たる私は人間です。そして、目も顔の正面についています。つまり私は狩る側であるわけです。しかし、こういった驕りが我々の足をすくうのでしょう。なるほど、確かに声は足下から聞こえました。顔の正面に目を持つことに起因する不備、すなわち視野角が狭いことによって不意を突かれた・・・わけではありません。相手の身長が低かったのです。接触してきた対象は幼女でした。

背は小さいですが、口調等ははっきりしているところをみると4~5歳、幼稚園の年中から年長といったところでしょうか。将来は美人になりそうですが、彼女が美人になることには私はおっさんでしょう。残念。

「ハトがものすごい勢いで追いかけっこしてから、何があったのかと思ってね。」

とっさに話しかけられた対応としては、冷静だったといえるでしょう。相手は幼女です。さわやかな微笑を返すことも忘れません。華麗にスルーされました。
仕方が無いので、その子のお母さんと思われる方に会釈をしました。非常にナチュラルな流れで視線をそらされました。お母さんと思われる方も美人でした。

私は黙ってその場を後にし、健康診断に行きました。身長が4mm伸びていました。

A/Dコンバータ その2

5月17日修正
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"C:\Program Files\LTC\SwCADIII\lib\sym\Misc\pic16adc.asy"
の内容が間違っていたので差し替えました。
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前回のA/Dコンバータ その1では、LTspiceでPIC16内蔵A/Dコンバータの入力回路(サンプル&ホールド回路)のモデルを作りました。

PIC16F88のデータシートのアナログ入力モデル


前回作成したLTspiceモデル



これを元にサブサーキットとシンボルを作りました。

準備

以下はLTspiceがデフォルトのディレクトリ"C:\Program Files\LTC\SwCADIII"にインストールされているという前提で書きます。違う場所にインストールした人は適宜読み替えてください。

サブサーキットファイルに関しては、以下の引用部分の内容をメモ帳などで"C:\Program Files\LTC\SwCADIII\lib\sub\pic16adc.sub"という名前で保存します。

"C:\Program Files\LTC\SwCADIII\lib\sub\pic16adc.sub"
.SUBCKT PIC16ADC ADC CTRL HOLD VDD VSS
Cpin ADC VSS 5p
D1 VSS ADC D
D2 ADC VDD D
Ileackage ADC VSS 500nA
Ric N001 ADC 1k
S1 N001 N002 CTRL VSS SS
Chold HOLD VSS 120p
Rss HOLD N002 {17k-2k*Vs}
.model D D
.model SS SW(Vt=1V Vh=0V)
.ENDS

シンボルファイルは、"C:\Program Files\LTC\SwCADIII\lib\sym\Misc\pic16adc.asy"として保存します。

5月17日修正
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冒頭でも書きましたが
"C:\Program Files\LTC\SwCADIII\lib\sym\Misc\pic16adc.asy"
の内容が間違っていたので差し替えました。
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"C:\Program Files\LTC\SwCADIII\lib\sym\Misc\pic16adc.asy"
Version 4
SymbolType CELL
RECTANGLE Normal -160 -80 32 16
WINDOW 0 0 32 Left 0
SYMATTR Prefix X
SYMATTR Description pic16f88 ADC sample & hold circuit
SYMATTR SpiceLine Vs=5
SYMATTR Value pic16adc
SYMATTR ModelFile pic16adc.sub
PIN -160 -48 LEFT 8
PINATTR PinName ADC
PINATTR SpiceOrder 1
PIN -160 -16 LEFT 8
PINATTR PinName CTRL
PINATTR SpiceOrder 2
PIN 32 -32 RIGHT 8
PINATTR PinName HOLD
PINATTR SpiceOrder 3
PIN -48 -80 TOP 8
PINATTR PinName VDD
PINATTR SpiceOrder 4
PIN -48 16 BOTTOM 8
PINATTR PinName VSS
PINATTR SpiceOrder 5

これで"Misc"からpic16adcが使えるようになったと思います。使えなかったらコメント欄で教えてください。対処できないかもしれませんけど。

各端子の説明

VDD:PICのVDD端子に相当します
VSS:PICのVSS端子に相当します
ADC:PICのアナログ入力端子に相当します
CTRL:PICから外部に出る端子ではありません。サンプル/ホールドを制御する端子で、HでサンプルLでホールドになります。しきい値は電源電圧にかかわらず1Vです。
HOLD:サンプル&ホールド回路に取り込まれた電圧を読み取るための端子です。PICから外部へは出ません。

使い方

今回のシンボルを使って、前回の例題を描き直してみました。






Vs=5VはVDD-VSS間の電圧です。回路図上のサンプル&ホールド回路の上で右クリックをして出てくるウインドウ上のSpiceLineの欄にVsを設定します。PICを3.3Vで動作させているのならVs=3.3Vと書きます。


これは、電源電圧に応じてサンプリングスイッチの寄生抵抗が変化するためです。

tag: LTspice A/Dコンバータ PIC 

LTspice用ファイルの配布

このブログの影のメインコンテンツである電子工作ですが、最近は内容のほとんどがLTspiceを使ったシミュレーションです。

シミュレーションの話をするなら、そこで使ったファイルの配布をどうしようかと思っていたのですがYahoo!blogは画像以外のファイルがアップロードできません。

どうしたものかと以下のようなことを考えていたのですが・・・
・Yahoo!ブリーフケースに上げてアドレスを貼る
・Yahoo!ジオシティーズに上げてアドレスを貼る
・いっそのこと他のブログに引っ越す

ブリーフケースの使いにくさは・・・もうなんというか、という感じですし(ファイルへのリンクがが直接張れないとか・・・)、ジオシティーズにも・・・まぁ、アカウントは取ったのですがただのアップローダとして使うのもアレだし、かといってちゃんとした記事を書くのはめんどくさいし・・・だし。
使いにくいのを我慢してここまで使ってきたYahoo!blogをいまさら捨てるのも・・・

と思っていたのですが、何のことは無い。ファイルの形式はすべてテキストなんだから本文に書き込めばいいんだ!!!

てなわけで次から行こうと思います。

A/Dコンバータ その1

PIC16F88やPIC12F683などA/Dコンバータが内蔵されたPICは便利です。
A/Dコンバータとは、簡単に言うと入力端子の電圧をマイコン内部にデジタルな数値として読み取る回路です。

PIC内蔵A/Dコンバータのハードウェア的な詳細は、fitDESIGN超初心者向けPICハードウェアマニュアル第7章 A/Dコンバータが分かりやすいです。
記のサイトではPIC16F87XのA/Dコンバータについて書かれていますが、PIC16F88やPIC12F683でも基本的な部分は同じです。(ハードウェア的にはPIC16F88の方がPIC16F87Xよりも柔軟な構成が取れるように改良がされていますが、その代わりレジスタ構成が変化しているため87X用のソースコードを流用するときには若干の変更が必要です。)

さて、fitDESIGNのサイトの7-4 入力回路
には、ハードウェア的に考慮しなければならない点として以下を挙げています。

A/Dコンバータの入力回路はその計測仕様や信号源側の条件によって様々な考慮をする必要があります。以下にその考慮すべき要件を列挙しました。

● 信号源の出力抵抗はPICの仕様を満たしているか?
      (PICの仕様: 許容信号源抵抗 10kΩ Max)
● 計測信号のノイズのレベルや周波数成分は? また計測したい最大周波数は?
● 計測信号はPICの仕様の入力電圧範囲を超える可能性があるか?

今回はこれらの一番目「信号源抵抗」について書きます。

結論から書くと、信号源抵抗に制約があるのはA/Dコンバータの入力インピーダンスが高くないからです。そのため、信号源の出力インピーダンスが高いと正確な電圧が計測できないことになります。どの程度入力インピーダンスが低いのかを考えるためには、PICのA/Dコンバータの内部回路(実際はA/Dコンバータではなく、その前段のサンプル&ホールド回路)を考える必要があります。

この図は、PIC16F88のデータシートにあるアナログ入力モデルです。



これを元に、LTspiceでモデルを作ります。



RicはPIC内部のアナログマルチプレクサのオン抵抗でしょうか。最悪値としてRic=1kと選びました。
Ileakageは±500nAの間でばらつきますが、さしあたって正の値を選びました。
Rssはサンプリングスイッチのオン抵抗です。電源電圧に応じて変化することがグラフから読み取れます。電源電圧とオン抵抗には以下の関係があります。
Rss=17k-2k*(VDD-VSS)
VDD=5V,VSS=0Vと考えてRss=7kとしました。

このモデルに対して、2.5Vのステップ入力を与えたときの応答を信号源抵抗の値を変えながら確認します。


上の回路図は、信号源抵抗Rs=10kのものです。

信号源抵抗Rs=1Ωのとき。


信号源の出力インピーダンスが非常に低い場合。計測対象の信号源の電圧V(VS)とPICの入力端子電圧V(ADC)は、ほぼ完全に一致。実際にPICに読み込まれるホールドコンデンサの電圧V(HOLD)も若干の遅延が見られますが、最終的な値はほぼ一致。

信号源抵抗Rs=1kのとき。


V(VS)に対してV(ADC)がわずかに遅延しているが、V(ADC),V(HOLD)ともに最終的な値はV(VS)とほぼ一致。

信号源抵抗Rs=10kのとき。


V(adc),V(hold)ともにV(vs)から少し遅延。


また、定常状態に入ったときのV(vs)とV(hold)の差(すなわち誤差)は5mV程度。

信号源抵抗Rs=100kのとき。


遅延の量もかなり大きくなっているのが分かる。


さらに定常状態に入った後での誤差も50mV程度まで大きくなっている。

まとめると、信号源抵抗が大きくなることによって被る影響は以下の2点になります。
・サンプリングコンデンサへの充電時間が長くなる
・定常状態での誤差が大きくなる

とはいえ、これらの2点の原因は見てのとおりです。

サンプリングコンデンサへの充電時間が長くなる理由は、信号源抵抗RsとホールドコンデンサCholdがローパスフィルタを構成するからです。(経路上にある他の抵抗やコンデンサも寄与しますが、RsとCholdの影響が支配的です。)

一方、定常状態での誤差は、Ileakageによる信号源抵抗Rsの両端での電圧降下が原因です。Rs=10kのときはオームの法則V=R*Iより10k*500nA=5mVの誤差、Rs=100kのときは100k*500nA=50mVの誤差とシミュレーション結果に一致します。
fitDESIGNのA/Dコンバータの基礎の表から、5Vを10bitでA/D変換した際の1LSBは4.9mVに相当します。信号源抵抗Rsが10kのときの誤差は5mVであるので、まぁ、ちょっと1LSBを超えていますが、10bit精度のA/D変換を確保するためには信号源抵抗Rsが10k以内でなければならないというのはこういった理由からだと思います。

tag: LTspice PIC A/Dコンバータ 

全力を挙げて(放映を)見逃すんだ!!!

コードギアス2期は視聴率が低いことで有名になっております。
しかし、全力で見逃しても大丈夫。放送から一週間はネット上で無料公開されています。

http://broadband.biglobe.ne.jp/sp_prg_info/index_geass.html

WEM秋田2008観戦報告

5月5日、WEM(ワールドエコノムーブグランプリ)2008第二戦秋田大会決勝の応援・観戦に行きました。




Meisterからは2007年の車体「トランスパンダ」




そして、2008年の新車「DAW(ダオ)」が出場しました。




結果は・・・
決勝の結果ですが新車のDAWは調整の遅れからアッパー無しでのレースとなり、9週で47位/87台。パンダはスローパンクに見舞われリタイアでした。トラブルが多く大変そうでしたが新車のポテンシャルは高いと思うので次の豊橋は期待できると思います
でした。文章はレース直後にながれたにょん様からのメーリングリストのものです。

DAWというのは、タイ語(?)で「想像」という意味だそうです。Meisterの車体名は、昨年度の車体名の最後の一文字を頭にもらうという伝統があります。今年の新車を加えて以下のようなしりとりになりました。

だーくほーす

すれいぷにる

るしおら

らいとびると

とりろびーと

とらんすぱんだ

だお

伝統といってもLeitbildの名前を直前に”うっかり気が付いてしまった”だけなのですけど・・・

さて、レース会場に我々応援隊が到着したのはレース2日目の決勝4時間前。そこで目にしたものは、電子工作を趣味とする人間からするといささか衝撃的なものでした。(まぁ、2004年秋田のときのつぶれたsleipnirほど衝撃的な事態ではないですが。)






PICが割れてる・・・しかもこのPICは強電用の回路じゃなくて、データロガーに使ってたやつなんですよね。何でこんなことになってしまったのだか。

そして、次に目に入ったのが・・・

痛車!


・・・ごめんなさい。

まぁ、レース観戦に関して面白かったものは他にもたくさんあります。ねずみとか、二輪車とか、機関車とか・・・でも日記としてはパス。

秋田大会の名物といえば、たった一箇所の折り返し地点。DAWの折り返し時の動画撮りました。画質低いですけど。



トランスパンダの折り返しは・・・私が折り返し地点にたどり着いたときには、もうリタイアしてしまっていたので・・・

パンダはリタイアしてしまいましたが、レース自体は大きな事故も無く無事終了しました。OBとしてはそれで十分満足です。
レース終了後から、車体回収までの間に雨が降り出しました。




考えてみれば、レース中に降らなくて幸運でしたね。

第四の受動素子memristor

日記のほうにコメントがたくさん付いたので、第四の受動素子memristorが実際に製作されたという記事について少し。

元記事の概要
HP研究所の研究チームが、重要な新しい電子部品の、初めての実際に稼働する試作品を作った。この部品が実用化されれば、瞬時に起動する「インスタント・オン」PCや、人間の脳のように情報を処理するアナログ・コンピューターの開発につながる可能性がある。新しい部品は、『memristor』(memory resistor、記憶抵抗)と呼ばれている。memristorはこれまで、[カリフォルニア大学バークレー校の]Leon Chua氏が書いた一連の数学方程式の中で理論的に説明されただけのものだった。

17基のmemristorが一列に並んだ単純な電子回路の原子間力顕微鏡画像。それぞれのmemristorは幅50nm(原子150個分)のワイアーで接続されている。Image courtesy of J. J. Yang, HP Labs.

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さて、memristorとは何者でしょうか?よく分からないけどちょっと考えてみました。これ以下の記事の信憑性は、あまり期待しないでください。もし詳しい方がいたらコメント欄で指摘をお願いします。

まずは、今まで存在するほかの3つの受動素子についてのおさらい。
・抵抗
・コンデンサ
・コイル
ダイオードやトランジスタは受動素子に含まれないが、新しく作られたmemristorは第四の受動素子であるということです。

では、受動素子とはどんなものでしょうか。回路の基本的な変数は以下の四つです。
・電圧v
・電流i
・電荷q
・磁束Φ

これらから2種類を取り出す方法は6通りあります。これらに対応する方程式を立てると以下になります。
・電流i,電荷q → i=dq/dt ・・・電流の定義式
・電圧v,磁束Φ → v=dΦ/dt ・・・電磁誘導の法則
・電圧v,電流i → dv=Rdi  ・・・抵抗
・電荷q,電圧v → dq=Cdv  ・・・コンデンサ
・磁束Φ,電流i → dΦ=Ldi ・・・コイル
・磁束Φ,電荷q → ???

この???の部分に対応するのが新しく作成に成功したmemristorです。新たに定義されるmemristanceをMとおくと
・磁束Φ,電荷q → dΦ=Mdq ・・・memristor
となるはずです。

磁束Φは分かりにくいので合成関数の微分方と電磁誘導の法則の式から
M=dΦ/dq
=(dΦ/dt)(dt/dq)
=v(t)/i(t)
したがって
v(t)=M{q(t)}i(t)
となるわけですね。なるほど!

いや・・・やっぱり結局よく分かりませんが^^;

やはりピンとこない理由は、現実にどんなブツなのかよく分からないというのもありますね。抵抗はどんな導体も持っていますし、コンデンサは向かい合わせた金属板、コイルはくるくる巻いた導体とイメージがわきますがmemristorは写真を見てもピンと来ません。

アキシャルリードのコンデンサ


面白いのはその形状。


抵抗やコイルと見分けが付かないですね・・・

雨の夜の帰り道

足元に気配が・・・



なんと!
































カエル!


第四の受動素子だよ!!




第五の力・・・じゃなくって。


曰く、以前から理論上考えられていた『memristor』なる回路素子が実際に作成されたとのこと。
これは、抵抗・コンデンサ・コイルに続く4番目の受動素子であるようです。
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