真・Writer509作りました。

数週間前に作ったあまりできのよくないWriter509は先輩に押し付けてしまって、自分はちゃんとしたのを作りました。




概要

Writer509とはオレンジ電子の電子工作さまが公開されている簡易型PIC Writerです。簡易型といってもPIC12/16/18Fへの対応は申し分なく、動作も環境によらず安定しています。

問題点としては、Writer509を製作するに当たってWriter509そのものの制御用にPICへ書き込みができる環境が必要であるというものがあります。この問題は俗に鶏卵問題と呼ばれているようです。

対策としては、製作するというスタンスから
ファームウェア最初の1個 オレンジ電子工作さま
PICデュアルライター でんし研さま
購入してしまうというスタンスから
ミニPICプログラマ(PIC18F対応版、組立キット)[W509mini18kit販売価格: 2,800 円 (税込)] ハーフマットさま
とこれは、対策になっていないかもしれませんが・・・。

構成

今回私が製作した回路図はこちらです。



今回の構成に限らず一般的にWriter509は以下の4つの要素によってなります。
・PCとのインターフェース部
・制御部
・Vpp生成部
・書き込み用ソケット部

インターフェース

私の回路ではUSB-シリアル変換回路の部分に相当します。秋月電子通商FT232RLが安価に販売されているので私はこれを利用しました
ただしFT232RLを利用する場合はシリアル通信の論理がRS232Cのものと反転しています。この場合はオレンジ電子工作さまからダウンロードするファームウェア"I"つきのものを選択してください。
FT232RLをつかってUSBシリアル変換をする場合PC側にUSB-シリアル変換IC用のドライバのインストールと設定が必要になります。e電子工房さまの説明がスクリーンショットつきで分かりやすいです。

なお、オレンジ電子工作さまによる原典ではシリアルポートからの出力をTTLレベルへ変換する回路をもちいています。


この回路は、えるむさまのRS-232C - TTLレベルの簡易変換方法の解説が分かりやすいです。

制御部

私の回路図中ではWriter509制御部の部分になります。PCから送られてきたデータによりターゲットに書き込み信号を送ります。
原典ではVpp制御用のレベルシフト回路としてトランジスタを使ったものとツェナーダイオードを使ったものがあります。8.1Vのツェナーダイオードなぞたくさんあっても多分使いませんが、2SC1815はいくらあってもそのうち使い切るでしょう。

制御用のPICとしてはPIC12C509 PIC12F509 PIC12F629/675 PIC12F683などが使えるようです。ファームウェアはオレンジ電子工作さまのダウンロードの項目からダウンロードできますが、なぜかPIC12F683用のファームウェアはファームウェア最初の1個の項目からダウンロードするようになっています。こちらは"I"付きと"I"なしが同じフォルダに入っています。

Vpp生成部

PICは書き込み時に電源電圧よりも高い12V前後の電圧を引火する必要があります。これがVppです。
要は、数mAの電流が取れる12V電圧源なら何でもかまいません。
5Vから12Vを作る簡単な方法として私はTL497Aを昇圧コンバータを作りました。TL497Aは鈴商にて1個105円で購入できます。

原典にあるように555を使った昇圧コンバータを作ってもよし、MAX662のようなチャージポンプタイプの昇圧回路を作ってもよいでしょう。

書き込みソケット

PICへの書き込みはおもにソケットで行います。わたしはPIC16F57に書き込むことなんか絶対無いと思うので原典にある40Pinゼロプレッシャーソケットの配置にしてみました。

コネクタ/ピンフレームをつければICSPも可能ですが、Writer509の構成上どんなターゲット基板にでもICSPができるというわけではないようです。

PC側ソフトウェア

2008年10月13日追記です。
でんし研のTADさんが、オリジナルのものに加えて、最近秋月で扱い始めたPICへ対応したWriter509のPC側ソフトVer.2.53+aを公開されています。

Writer509の品種拡大オレンジ電子さんのWriter509はすばらしいソフトです。しかし、秋月さんで売られだした新しいPICに対応してないのが気になっていました。本家の更新を待つべきでしょうが色々と事情があるようなので勝手に亜流版を作りました(オレンジ電子さん、ごめんなさい)。22品種を追加しました追加したPICは、PIC10F220, F222PIC12F510, F609, F610, F615, F616PIC12HV609, HV610, HV615, HV616PIC12F631PIC16F636, F639PIC16F677, F685, F687, F689, F690PIC16F716, F785, HV785PIC16F882, F883, F884, F886, F887 です。

とのことです。ありがたい限りです。

写真

誰も見たがらないかもしれませんが、私の作ったWriter509。













tag: PIC Writer509 USB 

Writer509作りました。

先日紹介したFT232RLをつかって、定番ですがWriter509を作ってみました。

FENG3氏の製作記事を参考にさせていただきました。

物の写真はこんな感じです。



紹介しても仕方ないと思いますが半田面。



まんまですけど、回路図。



試作品ということで40ピンのZIFソケットはもったいないから使いませんでした。
代わりに普通の18ピンの板ばねのソケットにしたわけですが、どう考えてもこの位置はPICの抜き差しが大変です。ま、あまり気にしないことにしましょう。これ使うの多分俺じゃないし(ヲ

さて、今回のミスから得た教訓。

案の定作ってすぐは「デバイスIDが取得できません。」といったようなエラーメッセージが出て動きませんでした。
配線のミスがないか見直して、いくつか配線ミスを直し、もう配線ミスはないだろうというところまで行ったのですが、相変わらずデバイスIDが取得できない。

ほかの方がすでにたくさん作られていて、ちゃんと作ればほぼ間違いなく動くものというのはいいですね。動かなかったら間違いなく自分のせいですから。

仕方ない順番に考える。

PC上のコントロールソフトはWriter自体を認識している。よってFT232RLからPICまでの通信はうまく行っている。
WriteだけでなくReadすらできないことを考えるとVpp関係ではない。
PGD/PGCの配線は何度も見直したし、壊れる要因がない。(あるとしたらコントローラのPICが死んでる?)

「というわけで、犯人はQ3の2SA1015・・・あなたです。」

と、にわか推理。でもバイポーラトランジスタってそんなに簡単に死なないよなぁ・・・と思いながら交換してみると・・・ビンゴ!

引っこ抜いた元の1015はすぐにゴミ箱にポイしてしまったので、どうなっていたのか検証してないのがアレですけど、トランジスタといえども半田付けの前にテスタで簡単にhFEチェックぐらいはしたほうがいいみたいですね。というのが今日の教訓でした。



おおっと!追記。
Readの時にはVppは関係ないよなぁ~とか書いてますが、正常動作するようになってからReadをかけてみると黄色のLEDがピカピカ・・・・
Read時にもVpp印加してるんですね・・・

tag: PIC Writer509 USB 

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