PSoC マイタッチパッド ワークショップ参加レポート
今回の目玉はなんと言っても、信越ポリマーのマイタッチパッド!
○進行について
そして、タッチパッドのインパクトには劣りますが、USB機器が簡単に作れてしまうというのも実習でやってみると驚きでした。(もっとも、最後のほうは三分間クッキングを眺めているような気分でしたが。)
前日の夜が遅かったからか、ワークショップ二回目だからか、午前中のPSoCの説明は眠かったです。
全体的には、とにかく駆け足だったという印象です。特に最後のほうは、「すでに出来上がったプロジェクトがあるので、これを開いて説明する順番に眺めてください」という感じ。前に参加したワンチップで実現するセンサー設計PSoCワークショップの方が自分が手を動かしたような気がしました。
ただ、三分間クッキングっぽい進行でも、ついていける人にとっては内容の濃いものだと感じられただろうと思います。逆に一度おいていかれるとつらかったと思います。私が今回持ち込んだ持ち込んだノートパソコンは、Core2 Duo 2GHzでメモリも2GBだったので、スペックはかなり良いほうだと思いますが、それでもCPUの処理が終わらないうちに次に進んでしまうという事態もあったので、スペックの低いノートパソコンで挑んだ人は更に大変だったと思います。
○お昼ごはん~
お弁当はまずまずのおいしさでした。
コーヒーは飲み放題だし、缶ジュースもいただきました。(←貧乏しょ~)
コーヒーは飲みすぎて途中で気持ち悪くなりました。(←馬鹿)
○次はワークショップに行ってみたいけど・・・という人へ
気軽に参加すれば良いと思います。
参加している人の多くは、お兄さんからおじさんといった年齢で、スーツを着ている方もいますが、割かしラフな格好の人が多いです。ほとんどはプロの方のようでしたが、どこからどう見ても学生といういでたちもそこそこの人数が・・・。GAINERとかの影響か芸術系の学生かもしれません・・・女性もいました。
前提知識としてあったほうがいいのは、電子工作の知識です。
PSoCでなくてもよいので、マイコンをつかった電子工作をしたことがあればベストだと思います。
「PSoCを用いた開発はやったことない」という人も大丈夫です。Cypressの職員の方が見て回っているので手を上げて質問すれば教えてもらえます。ただし事前に開発環境のインストールはやってからきてください。
逆に、マイコンも電子工作も初めてという人は、ちょくちょく分からない単語が出てくることがあると思います。まあ、それでも貴重なワークショップの機会なのでとりあえず出てみるのはありだと思います。独学で勉強するよりはずっと良いはずです。
○恥ずかしながらはじめて分かったこと
今回のワークショップで、個人的に面白かったのは「なぜPSoCはCapSenseをやたらとプッシュしてくるのか?」が分かったことです。
PSoCは、そのアナログブロックがスイッチドキャパシタの技術で支えられています。そして、CapSenseもまたスイッチドキャパシタの技術に基づく回路なんですね。だから、PSoCとCapSenseはとても相性がいいのですね。