ASCIIコードで回路図

Make:Japan BlogASCIIコードで回路図をクールによりAACircuitの紹介です。
まずは、AACircuitで書かれたサンプルの回路図をご覧ください。


.----------o----------o-----------------o---------.
| | | | |
| .-. R1 .-. R2 .-. R3 .-. R4
| | | 25k | | 250k | | 250k | | 25k
| | | | | | | | |
| '-' C1 '-' '-' C2 '-'
| | | | |
| | || | | || |
| o----||----o----. .------o---||----o
| 9V | || \ / || |
--- | \ / |
- | 1n / 1n |
| Q1 | / \ | Q2
| \| / \ |/
| 2N2222 |-------------' '----------o---| 2N2222
| <| | |>
| | | |
| | o |o--' |
| | <--| |
| | | |
| | SW open o |
| | 1ms | |
'----------o----------------------------o---------'



AACircuitとは


AACircuitは、おおよその想像のとおり、回路図エディタでありながら画像や専用形式のファイルではなく、文字ベースのASCIIアートを出力するプログラムです。


001_20100217040929.png



ざっくりと使ってみた程度の感想ですが、インターフェースが分かりやすいため、意外と操作性がいいです。ミラーや回転までサポートしているのが泣かせます。

ソースコード中のコメント


マイコンなどのソースコード中に、回路図やタイミングチャートを書き込みたいことが良くあります。
例えば、私がPIC16FのためのリアルタイムOSという妄想をもっていた頃に書いた7seg.asmのソースコード中のコメントには、7セグメントLEDを表しているアスキーアートがあります。
普通のテキストエディタで書いたものですが、かなり大変でした。
(余談ですが、PIC16FのためのリアルタイムOSという妄想7seg.asmには0を表示する分岐が無いため数字がずれるバグがあります。この前気づきましたが放置してあります。)

 _____________
| ___ a |
| < ___ > |
| ^ ^ |
| | | | |b|
|f| | g | | |
| v ___ v |
| < ___ > |
| ^ ^ |
| | | | |c|
|e| | d | | |
| v ___ v |
| < ___ > |
|_____________|


7セグ程度ならともかく、本格的な回路図をアスキーアートで書こうと思うと大変です。
AACircuitは、こういった手間を大きく軽減してくれます。
まあ、マイコン回路は複雑になることはあまり多くないかもしれませんが。

LTspiceからのインポート機能


いじっていて気がつきました。
LTspiceのスケマティックファイルである*.asc形式のファイルをインポートして表示する機能があるようです。

しかしながら、回路シミュレータの使いどころrelax-osc.ascをインポートしてみたところ、ずいぶんと表示がずれてしまいました。
この機能を使う前に、新機能で不完全なので云々・・・というメッセージが表示されていたので、そういうことなのでしょう。
なんにせよ、将来性に期待したい機能です・・・まあ、開発が継続されていないような感触を受けますが・・・version 1.28.6 beta; compiled: 04/19/2005とか・・・

使いどころ


AACircuitで書いた回路図が正しく表示されるためには、表示環境が等幅フォントを採用している必要があります。

2ちゃんねるをはじめとするWEBの掲示板は、プロポーショナルフォントを利用していることを前提としている場合が多いため、プロポーショナルフォント用のASCIIアートによる回路図の描画の文化があります。(参考:―VVV― AAで電気・電子回路図を描くスレ ―||―)

また、プログラムのコード記述にも、等幅フォントを使うべきか、プロポーショナルフォントを使うべきかの議論があるようなので、共同開発するプロジェクトの場合は注意が必要です。(参考:プログラミングはプロポーショナルフォントの方が読みやすい ?)

そして、外国で開発されたソフトウエアであるので、日本人が使うにはバックスラッシュと円マークの問題もあります。

面白いソフトウエアではありますが、なかなか使いどころは難しいかもしれません。

関連エントリ




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