AkaiKKRのビギナー向けセミナー

AkaiKKR(machikaneyama)は、コヒーレントポテンシャル近似(CPA)を用いて不規則置換合金の電子状態が計算できる第一原理計算パッケージです。セットアップやテスト計算は



などで自習することも可能ですが、やはり分かっている人に教えてもらうのが一番です。

幸いにして、近々、関東・関西の両方でAkaiKKRのビギナー向けセミナーが開催されるようです。
日程の都合上私は参加できそうに無いのですが紹介します。どちらも事前申込みが必要です。

第5回CCMS(柏)ハンズオン: AkaiKKRチュートリアル


第5回CCMS(柏)ハンズオン: AkaiKKRチュートリアルは東京大学の柏キャンパスで行われます。申し込みは第5回 CCMS(柏)ハンズオン 参加申込フォームから行うことが出来るようです。

【開催要項】

日程: 平成26年7月30日(水) 10:00~15:30
会場: 東京大学物性研究所 A616号室
講師: 赤井久純 (東大物性研)、土居抄太郎(東大物性研)
受講料 : 無料
主催: 東京大学物性研究所計算物質科学研究センター(CCMS)
計算物質科学イニシアティブ(CMSI)

◆本講習会の対象者◆
* AkaiKKR(旧Machikaneyama2002)を用いた電子状態計算に興味のある理論家・実験家
(電子状態計算に関する前提知識は必要としません)
* UNIXでのファイル操作、編集、コマンドの実行に慣れている方


第25回CMDワークショップ


もうひとつは京都で開催される第25回コンピュテーショナル・マテリアルズ・デザイン(CMD®)ワークショップです。CMDワークショップはAkaiKKR以外の第一原理計算コードについても勉強できます。

私は第23回のときにビギナーコースに、第24回のときにアドバンストコースに、それぞれ参加させていただきました。(参考:第23回CMD®ワークショップ参加報告)

コチラの参加申し込みは、e-mailとFAXの両方が必要で、申し込み期限は2014年7月27日(日)です。詳しくは第25回コンピュテーショナル・マテリアルズ・デザイン(CMD®)ワークショップを読んでください。

開催期間
2014年9月1日(月)- 9月5日(金)
場所
公益財団法人 国際高等研究所
〒619-0225 京都府木津川市木津川台9丁目3番地
TEL: (0774)73-4000




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参考文献/使用機器




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tag: AkaiKKR machikaneyama セミナー 

LTspice IV セミナ参加レポート

LTspice IVの無料セミナで書いたとおり、セミナーに参加してきました。
あたらしい発見も多く、面白かったのですが、釈然としない部分も多い内容でした。

東京エレクトロンデバイスのウエブページ上の日程も更新され、2010年も1月-3月にそれぞれ1回ずつ開催されるようなので、今後参加しようとされる方の参考になればと思います。

【日程・時間】
 2010年01月27日(水) 14:00~17:00
 2010年02月24日(水) 14:00~17:00
 2010年03月26日(金) 14:00~17:00
※定員になり次第、締め切らせていただきますので、お早めにお申し込み下さい。


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実習内容以外に関して


会場は、東京エレクトロンデバイス新宿オフィスという所で、とても奇麗なビルの一室でした。
新宿駅はとにかく迷いやすい駅なので、必ず地図を印刷して、時間に余裕を持って向かうのがいいと思います。

受講者は、私を含めて十数名でした。非常に少人数なので、質問は非常にしやすい雰囲気です。定員については、会場の広さを考えると、押し込んだとしても20名ぐらいが上限だと思います。

※定員になり次第、締め切らせていただきますので、お早めにお申し込み下さい。


とのことなので、参加を希望される方は早めの登録を心がけた方がよいかもしれません。また、申し込み欄には会社名と部署名を記入する欄がありますが、学生の参加も問題ないとのことでした。

スイッチングレギュレータIC


内容は大部分がリニアテクノロジのスイッチングレギュレータコントロールICのシミュレーションでした。一般的な回路シミュレータとしてではなく、リニアテクノロジ製電源IC評価ソフトと考えると分かりやすいです。


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fig.1

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fig.2


具体的にやったことは以下のとおりです。

  • 電圧・電流波形の観察
  • 効率・消費電力測定
  • パルス応答
  • FFT


波形の測定やパルス応答、FFTは普通のシミュレーションと同じです。消費電力測定は、LTspiceで素子の発熱を見るで、効率測定はsimさんがLT1172CN8のシミュレーション(2)でやっている内容と同じです。

TIPSは面白かった


知らなかったTIPSを幾つか教えていただきました。以下列挙します。

リニアテクノロジのマクロモデルを回路上で右クリックすると出てくるウインドウから、ネット上のデータシートへ飛べる。

二点間の電位差を表示するときは、測定したい二点間をドラッグすればよい。

グラフウインドウの波形名の上で、「CTRL+クリック」を行うとその波形の表示範囲での平均値・実効値を表示する。

さて、以降は内容的に釈然としなかったことに関してです。

リプル電圧のピークtoピーク


リプル電圧のピークtoピークを測るために、Attached Cursorの説明が終わった辺りで、私の右斜め前に座っていた方が、平均値・実効値だけでなくピークtoピーク値を自動的に計算してくれる方法は無いのかと言う旨の質問をしていました。

講師の方は、無いと答えられていましたが、あります。
GUIからすマートにやる方法ではありませんが、LTspiceで.meas(実効値,積分値など)の方法でいけます。

AC解析の入力信号


AC解析の入力信号として、以下のように設定していましたが意味が分かりません。

  • AC amplitude: 10 V
  • AC Phase: 1 deg


LTspiceのAC解析は小信号モデルを用いたものなので、飽和を考慮しません。一方で、LTspiceのBodeプロットのdB表示は、1Vを基準とした、いわゆるdBVです。
したがって、一般的なBode線図を描く場合は、入力信号の振幅を1Vとすべきです。
位相の1度の方は輪をかけて何の意図があるのか分かりません。

効率測定のアルゴリズム


私は講師の先生と以下の内容の質疑応答をしました。

私「効率計算時の入力と出力をシミュレータはどうやって把握しているのか?」
講師「ノード名で行っている」
私「では、例えばINと言うラベルをVCCに変更したら効率計算はできなくなるのか?」
講師「そうだ」

そのときは、なんとなく納得したのですが、考えてみればノードを1点だけ指定しても電圧と電流の積である電力を定義できません。そこで、実際にノード名のINをVCCに変更してシミュレーションしてみたところ、問題なく効率測定ができました。
推測ですが、投入電力は電圧源からの電力を、出力電力はRloadと言う名前の素子で消費されているものを使って計算しているのではないかと思います。

Steady state detection


効率計算を行う際に、安定状態を検出すると自動的にシミュレーションを停止する機能があります。どういった方法で安定状態を検出しているのかを質問したところ、イマイチよく分からないあいまいな回答が返ってきました。

「何らかのノードの値が、ある一定の振幅以内に収まっているなら安定状態と判断する。その振幅の大きさを変更するためのパラメータは、Control Panelから設定できる。」

何らかのノードとは具体的にどこなのか。それを指定する方法はあるのかと、帰ってからhelpを調べてみると、steadyの項目に以下のようにありました。

Steady state detection is written into the SMPS macromodels. Typically they are written to look for zero error amp output current averaged over a clock cycle.


また、

The fraction of peak current that is considered zero current is specified with the sstol option.


とも。

とはいうものの、肝心のスイッチングレギュレータICのマクロモデルはバイナリファイルで、具体的にエラーアンプの監視をどのように行っているのかは分かりません。つまり、現状では、リニアテクノロジのスイッチングレギュレータIC以外の回路で安定状態検出機能は使えないということでしょうか?

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tag: LTspice セミナー 

LTspice IVの無料セミナ

Simさんの12月08日(火)のつぶやきで知ったのですが、LTspice IVの無料セミナが2009年12月14日(月) 14:00~17:00に行われるようです。無料(要事前登録)ということで、ギリギリなのですがとりあえず申し込みをしてみました。受け付けられるかは微妙ですが。

申し込みは以下から

リニアテクノロジー社 LTspice IVセミナー

【会場】 東京エレクトロンデバイス 新宿オフィス


【参加費用】 無料(要事前登録)


【内容】
    1. LTspice IVとは?
    2. 入手方法
    3. アップデート方法
    4. GUI操作方法
    5. シミュレーション回路作成方法
    6. シミュレーション項目 電源編およびオペアンプ編
    7. シミュレーション例
    8. ライブラリ追加方法 *
    9. 周囲温度変更方法 *
    10. モンテカルロ解析 *
    11. 演習

*2009年7月からの追加項目


【講師】 東京エレクトロンデバイス社
      フィールドアプリケーションエンジニア


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tag: LTspice セミナー 

2.4GHz CyFi RFワークショップ開催のご案内

またPSoCセミナーが開かれるようです。会場は『大阪:2009年3月24日(火)』と『東京:2009年3月31日(火)』で、参加費用は7,000円と少々高め。
内容はワイヤレスということ。詳しくは以下のサイプレスのページをどうぞ。

Ultra Low Powerと高い信頼性を誇る 2.4GHz CyFi RFワークショップ!

tag: PSoC セミナー 

PSoC マイタッチパッド ワークショップ参加レポート

2008年12月9日(火)に東京コンファレンスセンター品川で行われたPSoCマイタッチパッドワークショップに参加してきました。


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今回の目玉はなんと言っても、信越ポリマーのマイタッチパッド!


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○進行について
そして、タッチパッドのインパクトには劣りますが、USB機器が簡単に作れてしまうというのも実習でやってみると驚きでした。(もっとも、最後のほうは三分間クッキングを眺めているような気分でしたが。)

前日の夜が遅かったからか、ワークショップ二回目だからか、午前中のPSoCの説明は眠かったです。
全体的には、とにかく駆け足だったという印象です。特に最後のほうは、「すでに出来上がったプロジェクトがあるので、これを開いて説明する順番に眺めてください」という感じ。前に参加したワンチップで実現するセンサー設計PSoCワークショップの方が自分が手を動かしたような気がしました。

ただ、三分間クッキングっぽい進行でも、ついていける人にとっては内容の濃いものだと感じられただろうと思います。逆に一度おいていかれるとつらかったと思います。私が今回持ち込んだ持ち込んだノートパソコンは、Core2 Duo 2GHzでメモリも2GBだったので、スペックはかなり良いほうだと思いますが、それでもCPUの処理が終わらないうちに次に進んでしまうという事態もあったので、スペックの低いノートパソコンで挑んだ人は更に大変だったと思います。

○お昼ごはん~

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お弁当はまずまずのおいしさでした。
コーヒーは飲み放題だし、缶ジュースもいただきました。(←貧乏しょ~)
コーヒーは飲みすぎて途中で気持ち悪くなりました。(←馬鹿)

○次はワークショップに行ってみたいけど・・・という人へ
気軽に参加すれば良いと思います。
参加している人の多くは、お兄さんからおじさんといった年齢で、スーツを着ている方もいますが、割かしラフな格好の人が多いです。ほとんどはプロの方のようでしたが、どこからどう見ても学生といういでたちもそこそこの人数が・・・。GAINERとかの影響か芸術系の学生かもしれません・・・女性もいました。

前提知識としてあったほうがいいのは、電子工作の知識です。
PSoCでなくてもよいので、マイコンをつかった電子工作をしたことがあればベストだと思います。
「PSoCを用いた開発はやったことない」という人も大丈夫です。Cypressの職員の方が見て回っているので手を上げて質問すれば教えてもらえます。ただし事前に開発環境のインストールはやってからきてください。
逆に、マイコンも電子工作も初めてという人は、ちょくちょく分からない単語が出てくることがあると思います。まあ、それでも貴重なワークショップの機会なのでとりあえず出てみるのはありだと思います。独学で勉強するよりはずっと良いはずです。

○恥ずかしながらはじめて分かったこと
今回のワークショップで、個人的に面白かったのは「なぜPSoCはCapSenseをやたらとプッシュしてくるのか?」が分かったことです。
PSoCは、そのアナログブロックがスイッチドキャパシタの技術で支えられています。そして、CapSenseもまたスイッチドキャパシタの技術に基づく回路なんですね。だから、PSoCとCapSenseはとても相性がいいのですね。

tag: CapSense USB PSoC セミナー 

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