ブログの画像用のソフトウエア

ブログに使う画像をアップロードするだけでも、結構な数のソフトウエアを使っています。
ねがてぃぶろぐでは、無料ソフトだけで何とかしています。
本エントリでは、私が使わせていただいている画像関係の無料ソフトを列挙します。


画像の種類


ねがてぃぶろぐは、電子工作ブログです。
アップロードする画像は、デジカメで撮った写真、BSch3Vの回路図、LTspiceの回路図やグラフ、gnuplotで書いたグラフなどです。

形式はほとんどがPNGで、写真だけはJPEGです。
縦横のサイズは、基本的にはブログのデザインに合わせて、520×390としています。

スクリーンショット


gnuplotは、terminalとしてpngを選ぶときにサイズを指定すれば、520×390のグラフが簡単に出力できます。

BSch3Vは、[設定]→[画面サイズ(S)]→[フリーサイズ]とすることで、回路図のサイズを変更できます。


001_20091105194642.png



LTspiceは、[Tools]→[Copy bitmap to Clipboard]とすればクリップボードに画像がコピーされます。LTspiceは終了時のウインドウサイズを覚えているので、少々ばかばかしいですが、あらかじめMM Desktop Ruler等をつかってLTspice自体のウインドウサイズを変更しておけば、ペイントに貼り付けるだけで520×390になります。

画像出力ができないソフトのスクリーンショットを撮るときは、PettyCameraを使うのが便利です。
以下は、回路シミュレータSIMetrix/SIMPLISの回路図とグラフのスクリーンショットです。


002_20091105194642.png

003_20091105194641.png



写真の縮小


デジカメで撮ったJPEG写真は、そのままではサイズが大きいので、サイズを小さくします。
縮小専用。辺りが使いやすいです。

画像編集


めんどくさいので余りやりませんが、画像を編集することもあります。
ほとんどWindows標準のペイントですが、Gimpもつかいます。

gnuplotから出力したepsを簡単に編集できるソフトがあればいいのですが、どうもInkscapeをうまく使いこなせません・・・

画像(再)圧縮


そのままアップロードしてもいいのですが、画像のファイルサイズを小さくすることもしています。以下を参考にどうぞ。

PSoCマイコン・スタートアップ[PSoC基板&書き込み器]

CQ出版からPSoCに関する新しい本が出版されるようです。

PSoCマイコン・スタートアップ[PSoC基板&書き込み器]

36351.jpg


どうやら、MiniProg1と評価基板付で3990円と、MiniProgを単体で買うよりも安いと言うお買い得本になるようです。

ただし、目次を見る限り入門者だけをターゲットとした本ではなく、真打はCapSenseのようです。
そんなわけで、既にPSoCユーザである人にとっても十分価値のある本に見えます。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 電子工作へ

 ↑ 電子工作ブログランキング参加中です。1クリックお願いします。


コメント・トラックバックも歓迎です。 ↓      


 ↓ この記事が面白かった方は「拍手」をお願いします。

tag : PSoC

ニコニコ技術文化祭@東工大のお知らせ

東工大で行われる、ニコニコ技術部文化祭はとうとう今週末になりました。
私も見に行こうと思っています。皆様どうでしょうか?

PSoCでLED正弦波電流駆動

PSoCは、ワンチップで簡単に正弦波電圧を出力できます。この正弦波電圧出力でLEDを駆動したのがPSoCでLED正弦波駆動です。今回は、PSoCをもちいてLEDを正弦波電流駆動しました。



video.1: LEDの正弦波電流駆動



PSoCで正弦波電圧出力


PSoCでLED正弦波駆動では、PSoCのI/Oから1Hzの正弦波電圧を出力することにより、LEDを駆動するサンプルプロジェクトを動作させました。その結果、LEDがぼんやりついたり消えたりを繰り返す動作をすることを確認できました。

このときの出力電圧と、LEDに流れる電流の関係は、fig.1に示すものでした。


005_20090604133317.png
fig.1: 電圧波形(赤),電流波形(緑)


緑の電流波形(実際はLEDと直列の抵抗の両端の電位差)をみると、正弦波というよりは、ON/OFF動作のON時の波形がなまったような形をしています。
LEDは電流駆動すべき素子です。そこで、本エントリでは、PSoCをもちいて、正弦波電流出力をすることを目的とします。

電流出力回路


正弦波の電流出力が必要になるアプリケーションは数多く存在します。
抵抗の測定には、直流電流源が必要となりました。(100mA定電流源,TL431で低抵抗測定用10mA定電流源)

同様に交流インピーダンスを測定する場合には、交流電流源が必要となります。

たとえば、インダクタンスの測定などです。正弦波電圧を正弦波電流に変換する電圧-電流コンバータ回路に関しては、LTspiceでモンテカルロ解析LTspiceモンテカルロ解析の定数分布 その4でモンテカルロ解析を行いました。これらのエントリから、電流出力回路の発振のしやすさが伺えます。

PSoCオペアンプ


PSoCの連続時間ブロック(CT Block/Continuous Time Block)の中心はOPアンプでできています。しかしながら、このOPアンプの入出力をすべて同時に外部に出力することはできません。

これに対して、JUNK-BOXさんが反転入力側にPGAで作ったボルテージフォロワを追加することによって、擬似的に外部にOPアンプの入出力を取り出す方法を公開しています。(PSoCオペアンプ)

電流値のフィードバック回路


LEDの電流駆動回路の場合は、片方向の電流源でよいのでfig.2-3に示すように電流検出用のシャント抵抗の両端電圧と正弦波電圧をエラーアンプで比較するだけの単純な回路で実現できるはずです。


002_20091019030143.png
fig.2: 電流値のフィードバック回路

003_20091019030138.png
fig.3: LEDの電流波形


OPアンプとしてLMC662を用いてfig.2の回路を作成したところ、シミュレーションどおり正弦波電流出力ができました。しかしながら、前述の方法で外部に取り出したPSoCのOPアンプで同様の回路を構成したところ、1Hzの正常な発振に加えて激しい寄生発振が見られました。

PSoCでLED正弦波電流駆動


寄生発振が無く、LEDを正弦波電流駆動するために行ったことは以下の3点です。

  • OPアンプのPowerを下げる(LOWPOWERにする)
  • PGA_2の接続先を反転入力から非反転入力に変更する
  • LEDと直列に抵抗を挿入



004_20091019030138.png
fig.4: PSoC Designer


fig.4に示すとおり、PGA_2,PGA_3を追加します。PGA_2はゲインを0.25に、入力を正弦波出力に接続します。PGA_3は、入力をPGA_2にし、出力を外部に出します。この時点では接続されていませんが、PGA_3のある列のアナログ入力マルチプレクサの接続先が、OPアンプの反転入力端子になります。

以下に、main.cの一部を示します。

void main()
{
        Counter16_1_Start();
        Counter8_1_Start();
        PGA_1_Start(PGA_1_HIGHPOWER);
        BPF2_1_Start(BPF2_1_HIGHPOWER);

        PGA_2_Start(PGA_2_LOWPOWER);
        PGA_3_Start(PGA_3_LOWPOWER);
        ACB02CR1 = (ACB02CR1 & 0xc7) | 0x38;
}


PGA_2およびPGA_3のPOWERをLOWPOWERに設定します。
ACB02CR1レジスタに書き込みを行うことで、ACB02(PGA_3)の反転入力をPort0[7]に接続します。

出力P0[4]からフィードバック入力であるP0[7]の間に負荷となるLEDを接続しますが、このときLEDと直列に抵抗を挿入します。
以上をまとめた接続の概念図をfig.5に示します。


005_20091019030129.png
fig.5: 接続の概念図


電流波形の測定結果


fig.6にPDS5022で測定した波形を示します。


006_20091019030129.png
fig.6: 電流波形(赤) 基準電圧(緑)


基準電圧のステップ上の信号にも(それがよいことか悪いことかは別として)きちんと追従しつつ、寄生発振も起こしていません。

インダクタンス計への応用


OPアンプのPOWERを下げると、OPアンプの利得帯域幅積が下がるので、ゲイン余裕が作れるはずです。PGA_2がエラーアンプの反転入力側に入っていると帰還部分での信号の遅延が大きくなり、位相余裕の減少につながると考えられます。

今回のような負荷がはっきりしている回路では、カットアンドトライで対策を考えることもできますが、どのような負荷がつながるか分からない計測器の場合はそれも難しいと思います。

PSoCを用いた位相検波方式のインダクタンス計としては、PSoCデジタルLメータのありえない実装があります。しかしながら、この作例でも電圧-電流変換回路部だけは外部のOPアンプを利用しています。

逆に言えば、電圧-電流変換回路さえPSoCで作れれば、ワンチップインダクタンス計が実現するわけですが、なかなか難しそうです。

関連エントリ




参考URL




付録


このエントリで使用したLTspiceのシミュレーション用ファイルを添付します。ファイル名末尾の".txt"を削除して、"_"を"."に変更すれば使えるはずです。


参考文献




フィードバック



にほんブログ村 その他趣味ブログ 電子工作へ

 ↑ 電子工作ブログランキング参加中です。1クリックお願いします。


コメント・トラックバックも歓迎です。 ↓      


 ↓ この記事が面白かった方は「拍手」をお願いします。

tag : LTspice PSoC 定電流 OPアンプ

ADCの並列動作 その3

LTspiceでスイッチト・キャパシタの交流解析にて、スイッチング動作を含む回路の周波数-ゲイン特性をLTspiceで確認する方法を試しました。
今回は、この方法を拡張して、ADCの並列動作 その2でシミュレーションしたモデルに対して、位相特性まで含んだボーデ線図を描きました。

その結果、A/Dコンバータを並列動作させた場合、時間分解能は向上するが、帯域は変化しないこと、連続時間的な交流解析ではスイッチング回路の交流特性の評価ができないことがわかりました。

001_20091011181607.png 003_20091011181606.png


スイッチング回路の交流解析


LTspiceでスイッチト・キャパシタの交流解析では、PSoCのスイッチト・キャパシタで作ったBPF2の周波数特性をLTspiceで調べる方法を書きました。その結果、既知のゲイン線図と比較して、十分な精度のシミュレーションができていることが確認できました。

今回は、トランジスタ技術2009年1月号の記事「汎用マイコンで500kHzサンプリングとストレージ動作を実現 8パラAVRでA-D変換するUSBオシロスコープ」を元ネタとしたA/Dコンバータの並列動作に関するエントリ(ADCの並列動作 その1,ADCの並列動作 その2)の続編として、並列動作しているA/Dコンバータに対してスイッチング回路の交流解析を行い、位相線図までを含んだボーデ線図を描くことを目標とします。

位相の求め方


LTspiceでスイッチト・キャパシタの交流解析でゲイン線図を描くことには成功しました。一方で、位相は入力信号のある点と出力信号の対応する点の時間差から求められます。今回は、振幅の中心を立下りで通過する時刻を比較することによって位相を求めることにしました。

シミュレーション結果


fig.1-3にシミュレーション結果を示します。


001_20091011181607.png
fig.1: スケマティック

002_20091011181639.png
fig.2: 過渡解析結果

003_20091011181606.png
fig.3: ボーデ線図,ゲイン(赤),位相(緑)


fig.3がボーデ線図です。赤のラインがゲインで、単位はdBです。緑のラインが、位相を表し、単位は度です。

ゲインと位相


一般的にゲイン線図で、-3dBとなる周波数を帯域と呼びます。このオシロスコープの帯域は約15kHzと言うことになりました。
また、位相の回転は非常に激しく、100kHzまでに1.5周してしまっています。60kHz前後で再びゲインが大きくなるのは位相が1周してしまっているからですね。

単一のA/Dコンバータとの比較


並列動作させない単一のA/Dコンバータのスイッチング動作交流解析の結果をfig.4-6に示します。


004_20091011181639.png
fig.4: スケマティック

005_20091011181639.png
fig.5: 過渡解析結果

006_20091011181639.png
fig.6: ボーデ線図,ゲイン(赤),位相(緑)


fig.6のボーデ線図は、並列動作時のfig.3と比較すると(全体的に表示が荒いものの)同じ傾向を持っているように見えます。このことから、A/Dコンバータの並列化によって、ゲイン特性と位相特性はともに、向上も悪化もしていないことが分かります。

連続時間交流解析との比較


fig.7-8に、単一のA/Dコンバータに関して、アナログスイッチをすべて閉じた状態での交流解析の結果を示します。(ADCの並列動作 その1の結果をdB表記に直しただけです。)


007_20091011181638.png
fig.7: スケマティック

008_20091011181638.png
fig.8: ボーデ線図,ゲイン(実線),位相(破線)


スイッチングを含む解析に比べるとはるかによい特性を示しています。言い換えれば、スイッチングを含まないボーデ線図からはスイッチング回路の特性を評価できないと言うことです。

モデルの妥当性


ADCの並列動作 その2でも書いたことですが、並列スイッチング動作のSPICEモデルはワーストケースを意図して作成したものなので、実際に製作した回路の特性とはかなりかけ離れている可能性があります。

並列動作のゲインは、実効値を求めているため、使われるデータ点数が比較的多いので、高周波側まできれいな曲線がかけていますが、位相線図は、立ち上がりの1点のデータだけで描くことになるので、高周波側では時間分解能の影響を受けて誤差が大きくなっていると考えられます。

結論


以上を踏まえて以下の議論が成り立ちそうです。

  • A/Dコンバータの並列動作により、単一動作時よりも時間分解能が向上する
  • A/Dコンバータの並列動作により、帯域は単一動作時と変化しない
  • スイッチング回路の帯域は、連続時間的な交流解析だけでは評価できない


関連エントリ




付録


このエントリで使用したLTspiceのシミュレーション用ファイルを添付します。ファイル名末尾の".txt"を削除して、"_"を"."に変更すれば使えるはずです。


参考文献




フィードバック



にほんブログ村 その他趣味ブログ 電子工作へ

 ↑ 電子工作ブログランキング参加中です。1クリックお願いします。


コメント・トラックバックも歓迎です。 ↓      


 ↓ この記事が面白かった方は「拍手」をお願いします。

tag : LTspice A/Dコンバータ スイッチング回路

FC2カウンター
検索フォーム
カテゴリ
ユーザータグ

LTspice PSoC インターフェース PIC トランジスタ OPアンプ レベルシフト I2C 定電流 可変抵抗 モンテカルロ解析 シュミットトリガ スイッチング回路 A/Dコンバータ 絶縁 フォトカプラ セミナー 74HC4053 直流動作点解析 アナログスイッチ サーボ 発振回路 PDS5022 カレントミラー USB アセンブラ LM358 BSch 三端子レギュレータ 温度解析 HP6632A 熱設計 PC817C R6452A 電子負荷 抵抗 FET FFT スイッチト・キャパシタ TL431 TLP552 TLP621 パラメトリック解析 SMP FXA-7020ZR 標準ロジック Writer509 三角波 テスタ 失敗談 トランジスタ技術 過渡解析 LED フィルタ 2SC1815 TLP521 NE555 LM555 P-10 CapSense OPA2277 ノコギリ波 PGA 

最新コメント
最新トラックバック
リンク

にほんブログ村 その他趣味ブログ 電子工作へ